つみたてNASA?

 今日は、午前中だけリモートのお仕事で、午後からフリーでした。来週からはこうはいかないなあ。コロナは早く終わってもらって結構なんだけど、リモートってなくなるのかな。リモートはリモートのいいところもあったよね?遠くから参加できるとか(海外からでも!)、その場ですぐ調べて情報共有したり、下は短パンでOKとか、終わった後の飲み会なし、とか。対面とリモートを使い分ける世の中になるだろうか。なんとなく、いいところは考慮されずにどどどっと元に戻ってしまう気がする。

 平日に時間が空くこともしばらくないので、忘れないうちに銀行へ。先日住宅ローンを完済(!)したところ、何かの書類を取りに来いと呼び出された。まあ、つまり質草になってる権利書か何かを返すから取りに来いってことですね(受け取った今でもそれが正確には何なのか分かってません)。築40年のボロいマンションとはいえ、完済は気分がいいので意気揚々と銀行へ。借りた金を返したというだけなのに、何か上客にでもなった気分。

 でも、それもつかの間、その書類を返してもらう際に、抵当権がどうとかいう関係で、自分で法務局に行かなければならないと告げられる。テイトウケンとかホウムキョクとかなんか、イカツイ漢語ですなあ。頭が痛くなるわ。確かに頭を下げてお金を借りたのはこちらだけど、物件にその抵当権なるものを設定して人質(人じゃないか)にしてたのはそっちじゃんね。ちゃんと返したんだから、その手続きもそっちでやってよ。多分間違ったテイトウケンの解釈でそんな風に感じてしまった。まあ、正しい解釈を聞かされても多分わかんないんだろうけど。

 そんなことで、緑のなんだかちゃんとした、なくしちゃいけないっぽい書類と、ホウムキョクでの手続きの手順が描かれたただのコピーを渡された。「この手続きはいつまでとかあるんですか?」って聞いてみたら、特にないが、この書類(緑のやつ)は再発行できないので、覚えているうちに行った方がいいですよ、とのこと。「こいつすぐ書類とかなくしそうだな」って思われたのかな。というか、再発行不能?なくしたらずっとテイトウケンついたまま?こわ~。

 ホウムキョクでのめんどくさそうな手続きに今からおびえていると、行員のお姉さんが申し訳なさそうに、つみたてNISAを勧めてきた。あっ、それ偶然朝も聞いたぞ。雑誌の家計簿診断のページを見ていたママが、「つみたてNASAってなんや?」って聞いてきた。NASA?月までつみたてるのか?NISAやろってさも詳しいかのように答えたが、自分も聞いたことがあるくらいでなんにも知らない。なので、「そ、それは何ですか?」と恐る恐る聞いてみた。まあ、要は毎月つみたてたお金を使って誰かが投資して、もうけが出たらラッキー、ということ。かな?銀行は手数料をとってもうける、と。ローン返済がなくなるから、それをそっちにまわしたらどうか、ということなんだろうね。「考えておきます」と弱弱しく答えて銀行を出ました。相変わらず、書類、お金恐怖症です。つみたてるより返済する方が向いてるような気がする。もうちょっといいマンション買うか。。。

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