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自分のセクシュアリティについて考える

こんにちは。25です。
自分のセクシュアリティについて考えていこうと思います。

過去のnoteを読んでいただくと分かるのですが、私はめちゃくちゃ親友のことが好きです。
それは友情としての好きが殆どを占めているはずなのですが、どう考えても友情以上の感情では?みたいな気持ちになることが最近増えてきました。
でもそれを恋愛感情と呼ぶには、己の定義している恋愛とは少し離れてるな〜という感じなので、この感情はなんだ……普通のただの友人に対しての気持ちに戻りたいよ……と日々思っています。

この、自分の持っている感情を理解できないのは、自分のセクシュアリティを完全に把握しきれていないからでは!?と思ったので、自分のセクシュアリティについて考えてみようと思いました。

こちらの、JobRainbowさんの、セクシュアリティ診断を利用しました!

質問にぽちぽち答えていって、すぐに結果が出るので便利でした。
私がこのnoteに載せる診断結果は2回目のものなんですが、1回目の診断が当て嵌まらなかったから作為的に答えを変えたのかと言われるとそう言うことではなく、質問の意図を勘違いして答えた部分があった気がしたのでやり直したためです。

で、私の結果がこちら。

イエローのクマ

これだけだと、何がなんやらなので細かく見ていきましょう。
まず、出生時の性に関しては女です。身体的な面に関しては、今の所も女です。

次、心の性。診断ではXジェンダー(両性)と出ました。

個人的な当て嵌まり方としては、男性でも女性でもある、が1番しっくりきます。
ふるまう性に関しては、細かい括りの説明が無かったのですが、こちらは男性寄りになっています。

小学校の時、本当に男の子になりたかった(≠女の子であることが嫌だった)ので、男の子っぽい服装をして、一人称が俺でした。これは中学卒業まで続きます。
オタクだったこともあり、端的に言えば黒歴史なんですが、よくよく考えると当時の自分なりに理由のある行動で、単にアニメキャラに憧れちゃったから、とかでは無い(はず)です。

上に、(≠女の子であることが嫌だった)と書いたのですが、これは(=女の子らしい振る舞いをするのが恥ずかしかった)になります。
どう違うのか、と言われると説明は難しいのですが、自分が女の子らしい振る舞いをするのを茶化されたりするのが嫌だったんだと思います。特に何かきっかけがあったのかは覚えていませんが、未就学児の段階でそういう傾向はありました。
同世代の女の子なら大体通っているであろう、プリキュア初代、おジャ魔女ドレミ、オシャレ魔女★ラブandベリーなどなど。全然見たりやったりしていませんでした。こういった女児向け番組などを見ることも、幼い私の中では女の子らしい振る舞い、の一つに入っていました。親が検査を受けている時、眼科の待合室でバレないようにプリキュアの絵本をこっそり読んでいたことを今でも覚えています。親に見られたら茶化されると思っていました。(実際私の親はそんな茶化しはしない人ですが……)

一人称俺の時代は、中学卒業とともに終わりました。ここでビックリかもしれないのですが、女の子らしい振る舞いを苦手としていた私は、高校は女子校に通いました。
結果として女子校は別に女の子らしい振る舞いを強制されることもなく、全然普通に下品な場所でしたが……。

女の子らしい振る舞い、というのはそもそも年齢を重ねるにつれて、性別の括りではなく年相応の振る舞いに姿を変えていくと思うので、高校生くらいになると女の子らしい振る舞いの恥ずかしさというのは消えていきました。

次は性的指向。マセクシュアルとでました。

マセクシュアル、というものをここで初めて知りました。
ですが解説を読んでとてもしっくり。
これを知ることで、今まで自分をヘテロセクシュアルとすると違和感があるなと思っていたのが解消されました。ヘテロセクシュアルは、女性として男性に性的魅力を感じる(逆も然り)のことですが、この女性として、という部分が納得がいきませんでした。
また、Xジェンダーで男性でも女性でもある、という認識の上で女性に対しては別に性的魅力を感じることはないので、マセクシュアルなるほどね〜と思いました。

続いて恋愛指向。

先にフィクトセクシュアルとサピオロマンティックについて簡単に説明します。
フィクトセクシュアルは、二次元キャラに対して恋愛感情や性的な感情を持つセクシュアリティの事。私はボーイズラブ系のジャンルも好きですし、キャラクターによっては夢ジャンルも嗜むことがあるタイプのオタクなので、普通に納得しました。
サピオロマンティックは、相手の知性に恋愛的な魅力を感じるセクシュアリティの事。これも結構納得。大学生になってから、バイト先で好きだな〜と思った男の先輩がとっても賢そうだった。私のよく知らない分野の勉強をしていたり、分からない事があるとすぐ調べて解決しようとする癖があって、あーこの人頭良いんだな、そこが好きだなと思っていたので。

では、パンロマンティックの話をしましょう。
細かい解説は上の画像に書いてある通り。
相手の性別は関係なく、好きになった人が好き、という認識がいいと思います。
これもまた今まで知らなかったセクシュアリティなので、知ることができて良かった。
冒頭の話に戻りますが、私が親友に抱えている気持ちは確実に友情以上のものがあります。恋愛感情と断言はできないのですが。
どうして、基本的に男の人のことが好きなのに、女の子の親友のことをこんな風に思うんだ、と思っていたのですが、パンロマンティックで好きな人が好きだから、と言われれば自分の中で収まりがつきます。
私は今の性別で今の関係値の彼女のことが好きです。だから出会うタイミングが違っていたり、性別が違っていたりしたらこんなに好きにはなっていないと思う。

最後にクワセクシュアルについて。

これこそ今私が悩んでいるものに関しての答えでは……?
親友のことが好きだけど、好きを伝えてどうなりたいのかわからないし、彼女と関わる他者に嫉妬してしまうけど、付き合いたいのかと言われるとそれはまた別だし……。
友情と恋愛感情にはっきりとした境界線が無いと頭では分かっててもモヤモヤしていたので、しっかりとこういうのもセクシュアリティとして存在して尊重されるというのがわかるだけでも、気持ちが少し晴れます。

自分のセクシュアリティについて考えてみて、なんなんだろうと思っていた様々なことが解決とまではいかずとも、すこし整理できた気がしました。
セクシュアリティは本当に曖昧なものだというのがよくわかります。
実は1回目の診断結果では、シスジェンダー女性、ノンバイナリー、ヘテロセクシュアル、バイロマンティックと出て、これらだって別に納得がいかない訳でもなかったのです。
あたらずと雖も遠からずみたいな感じではあります。今でも実際。

セクシュアリティ診断、けっこう面白いし自分について考えるきっかけにもなるので、オススメです。
私は自分の性別の悩みではなく、たった1人の相手に抱えている感情のモヤモヤが少し晴れたので、そういう悩みをお持ちの人もやってみても良いかもしれません。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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