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わたしと、映画のはなし。

映画がすきです。それなりにすきです。

大学生になるまでそこまですきという感じではなかったんだけど、最近は毎月かならず映画館に行くほど映画がすきです。映画の作り方とか、このセリフには、このシーンにはこういう意図が込められているとか、そんなのは知らない。ただすきだなぁって感じるシーンがあって、いいなぁっておもう役者さんがいて、ただそれだけで「映画がすきだなぁ」っておもう。

ひとりで映画館にいくのがすき。
なるべく平日の朝はやい時間(って言っても起きれないのでお昼すぎ)のチケットを予約していくのがすき。ひとりは誰も気にすることなく観れる。だけど、映画館から出たときにさみしくなる。この感情を誰かに話したいのに。「あそこよかったよね」と誰かと共有したいのに。
だからたまに友だちを誘って映画にいく。わたしのいつもの席とその隣の席を予約する。隣の友達が気になって映画に集中できない。次はひとりで行こう。その繰り返し。

C-7がすき。
これは座席の話。理由はしらない。わたしも知らない。あなたは映画をどこで見るのがすきですか?と訊かれたら、迷わず「前」という。だからちょうどいい具合の3列目。そして7番目。なんで7番目かというと、ラッキーセブンだから。ただそれだけ。だから予約でC-7の席が埋まっているとその日は「ついてないなぁ」とおもう。(映画はおもしろいけど)

映画館で飲むコーヒーがすき。
朝はやくに映画にいく日は映画館のコーヒーを飲みます。冬にはホットを、夏にはアイスを。でもいつも飲みきれない。映画を観終わってからめちゃくちゃに飲む。それも含めてすき。
映画館のコーヒーは大体おいしいのですきだけど、あそこの映画館のコーヒーは一口飲んだだけで吐くかとおもった。あそこの映画館は多分もういかない。

舞台挨拶がすき。
実際に俳優さんとか監督さんに会えるからっていうのはあるんだけど、今までスクリーンの中で観てた人たちが急に目の前に現れるとちょっと可笑しくて、そのくすぐったさがすき。現実と非現実が交じったふわふわしたあの感覚がすき。
あとはふつうに内容がすき。舞台挨拶に足を運ばないと(snsの情報だけでは知り得ることのできない)裏側を知ることができるあの特別感がすき。「あなたとわたしたちとの秘密ですよ」と言われている気分になる。わたしは、聴いた内容はぜったいに口外していない。秘密に忠実。

先月は11作観た。先々月は1作。これからも自分のペースで、たくさんの映画と出逢っていきたい。今、また観たい映画が溜まってきた。のに、忙しすぎてどうしても予定が合わない。どうにかしてでも観に行く。学割が効くうちにたくさん観に行く。

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