ワンコインからはじめる自走型プログラミングスクール、『256times』が本格始動します
しばらく試験運用をしていたドットインストールのプレミアム会員専用プログラミングスクール、『256times』が本格始動します。
先生や模範解答はなし、毎日の進捗報告が必須(脱落あり)、という一味違ったシステムを導入したスクールですが、ワンコインから始められる低価格で提供していくことになりました。以下、このスクールで実現していきたいことについて紹介していきます。
■ プログラミング初学者が抱える2つの問題
ドットインストールを長年運用してきてわかったのは、多くの初学者が次の2点について悩んでいる、という事実です。
・教材をなぞっただけでは実力がついているかわからない...。
・互いに切磋琢磨する学習仲間がほしい。
そしてこの問題を解決するのがプログラミングスクールではあるのですが、広く普及している独学教材に比べ、少し料金が高めに感じています...。
そこで、こうした悩みを解決するための安価な仕組みがなんとか提供できないだろうかと、ずっと思案してきました。そして、たくさんのテストを繰り返してようやく形になったのが、今回本格始動する『256times』です(「ニゴロタイムズ」と呼びます)。
■ 256timesの特徴
上述したような、多くの初学者が抱える問題を解決するため、256timesには以下のような特徴があります。
【超短期集中型カリキュラム】
巷のプログラミングスクールのカリキュラムは数ヶ月から半年、1年間といった期間で運営されていますが、それゆえに料金が高くなったり、ついていけなくなったときにカリキュラムが消化しきれない...、という問題があります。
そこで256timesではトピックごとに5日間の特訓クラスを複数用意することで、「必要なタイミングで必要なだけ受講できる」システムになっています。「まずはCSSの基礎だけやってみて、自分に向いているか判断したい」「自分がどのぐらいのペースで学習を進められるのか試したい」という方に最適です。
数ヶ月のカリキュラムに対して少なくない金額を払って退路を断つ、という決断も一つの方法ではあります。ただ、プログラミングには向き不向きもあるので、まずは数日間毎日学習をしてみて、それが楽しいと思えるかどうかを試せる仕組みのほうが良いのでは、と考えています。
【ワンコインから始められるプログラミングスクール】
必要なタイミングで必要なだけ学習するには、気軽に参加できる価格設定が不可欠です。256timesではドットインストールのプレミアム動画を教材としているため別途千円程度の月額費用はかかりますが、スクールへの参加はワンコインから始められる低価格になっています(現在提供中の特訓クラスは5日間500円)。
数万円〜数十万円のスクールだといろいろ悩んだりもしますが、学習意欲が高まったタイミングで、「今週はラテを我慢して、毎日、課題に取り組もう!」と考えていただければとても嬉しいです。
【先生なし、模範解答なし】
教材をなぞるだけの学習法は仕組みを知るにはいいのですが、応用力をつけるには不向きです。どこかで考え方を「正解は誰かから与えられるもの」から「正解は自分で探しにいくもの」に変化させていく必要があります。
そのために256timesでは、「先生なし、模範解答なし」というシステムになっています。これは一見不親切に思えますが、クラスメイトと回答を共有できる、わからないところはお互いに質問できる、という仕組みが提供されているため、「たった1つの正解ではない、たくさんの解き方」を学ぶことができるようになっています。
コードの書き方は十人十色です。同じ課題を他の人がどう解いているか、なるべくたくさんのパターンに触れることが大事です。そうすることではじめて、教材をなぞるだけでは得られなかった、「実力がついている」という実感を得られるようになります。
【毎日の進捗報告が必須(脱落あり)】
プログラミングに限らず、学習において大きな課題となるのはモチベーションの維持です。そのために256timesでは毎朝の進捗報告が必須となっています。そして進捗報告を怠ると自動的にクラスから脱落してしまいます。
また、進捗報告では「各問の感想」「進捗がわかるような画像(なければ適当な画像)」を投稿していただきます。これらの画像はプログラミング学習とは一見関係ないものの、一緒にがんばっている仲間がいる、という「人の気配」を感じてもらうことで、モチベーションの維持に効果があることがわかっています(テストでも「みなさんの画像が毎日楽しみでした!」という声が多く聞かれました)。
↑ ある日の進捗報告。
独学や売り切り教材、もしくは期間が長過ぎるカリキュラムの場合、「明日やればいいや...」となりがちですが、この進捗報告と脱落システムがあることで、毎日の学習を習慣化することができるはずです。
■ 参加した方の声
256timesの試験運用中に参加していただいた方の声もいくつか紹介しておきます。
毎日課題に取り組むことで、少しずつ理解し身についていく感じがしました。知らないことや、わかってないことをちゃんと把握できたのは本当によかったです。動画を見直したり、他の方のコードを参考にすることでしっかりと学び直すことができた気がします。一人じゃなかったことも大きいと思います。本当に充実した一週間を過ごすことができました。
コミュニティっぽい所でコーディングするだけで、全然楽しさが変わることを実感しました…!皆さんとまたどこかでご一緒できれば嬉しく思います。
独学は挫折しやすい。でも今回のような形であれば、まったくの独学でもないし、されとてべったりマンツーマンのような密度もなく、適度な距離感を保ちながら付かず離れずの仲間意識みたいなものも感じられるので、特に社会人でキャリアチェンジしたい人にはお勧めしたいと思いました。
この度は参加させていただきありがとうございました!独学だとどうしても「明日やればいいや」と先延ばしにしてしまうので、回答期限が決まっているのは意志の弱い私にはとてもありがたかったです。また課題の内容も基礎的なものから始まって、徐々に実際にはこういうときに使う、という例の形で出題してくださったのでよかったです。
基本的には「正解は教えません、自分で考えましょう」「やらないと強制退学ですので、予定も自分で管理しましょう」っていうスタンスなのに脱落せずに、こうして一週間も続けられたのは、運営の方や仲間の付かず離れずの適度な距離感や、明日の10時までというキツ過ぎないタイムリミットの設定がよかったのではないかと思います。短い間でしたが、とっても身になりましたし、このスタイルなら続けられそう!と、心から思っています。また別のシリーズがありましたら絶対に参加したいです。
この度は参加させていただきありがとうございました。この1週間毎日締め切りに追われることがとてもいい経験になりました。楽しかった!自分の現時点での理解度が認識できたと思います。「知ってる」と「理解できている」の違い。私はまだまだ前者ですが、今回の経験を今後の学習に活かしていきたいと思います。また、レベルアップして特訓クラスに参加したいです。
この一週間で学習への取り組み方と熱量がだいぶ変わりました!毎日課題に追われる日々でしたが、コードに強制的に触れることができ、気がついたら時間があっという間に過ぎていました。この環境を用意してくださったドットインストール様には本当に感謝しています。また機会がありましたら、是非とも参加させていただきたいと思います!次回はパワーアップして戻ってきたいと思います!
■ 256timesに向いている人
これまで述べてきたように一味違ったシステムを導入している256timesですが、以下のような方に向いているはずです。
・HTML / CSS / JavaScript を学習中の方
・ある程度の学習を終えたのでとにかく手を動かしたい方
・たくさんのコードを読んで応用力をつけたい方
・他の人と比べて自分がどれだけコードが書けるのか知りたい方
・毎日の学習習慣をつけたい方
一方、以下のような方には不向きかもしれません。
・丁寧な解説が欲しい方
・ひとりで学習したい方
・エンジニアとマンツーマンでやりとりしたい方
・HTML / CSS / JavaScript 以外を学習中の方
なお、256timesの有料クラスへの申込みには「無料体験クラス」への参加が必須となっております。ドットインストールのプレミアム会員なら追加費用なしで参加できるので、少しでも気になった方は是非ご検討ください。
■ 256timesに参加してみませんか?
256timesのサービスサイトは以下のとおりです。現在、無料体験クラスおよび特訓CSSのクラスにてお申し込みを募集しています。
・256times - ワンコインからはじめる自走型プログラミングスクール
https://256times.com/
またクラスの追加、増枠は定期的に行っていきます。その際には以下のツイッターにて告知していくのでよろしければチェックしてみてください。
ドットインストールを運営しはじめて10年以上が経ち、ずっと構想を練っていた256timesがようやく形になりました。
これからは「3分動画のドットインストール」、「ワンコインスクールの256times」を2本柱として、プログラミングで将来の可能性を広げていきたいと思っている方々のお手伝いができれば、と考えています。応援していただければ嬉しいです。
・256times - ワンコインからはじめる自走型プログラミングスクール
https://256times.com/