20230122_0128週報:プンパーニッケル、『気の持ちようの脳科学』、音ゲーのログを見る話

サブウェイはダイエット食だぜっていう記事を見て、隙を見てサブウェイを食べたいのだが、残念ながら京都にはサブウェイが無い。

・かつてはいくつかあったはずなのだが撤退した。噂によると近隣の住民によるブブ漬けや生八つ橋を投げつける嫌がらせが絶えなかったという。

・したがって京都では痩せることは不可能……というのが定説だが、人類は様々な困難を乗り越えてきた。サブウェイめいた食事を自分で生成するのがいいだろう。

・ということでプンパーニッケルを導入してみた。プンパーニッケル、まず名前がいい。ぜんぜん食べ物っぽくない。古代の戦闘民族だけが扱える合金っぽい。しかしてその実態はドイツの麦パンである。

この右の黒い板状のパンがプンパーニッケルである

・置き換えダイエットとして、一食が上記のような感じになるのを続けていこうと思う。

・白米に対して雑穀ごはんがありますが、白米:雑穀=0:100の「雑穀だけごはん」を仮定できるでしょう。そしてその雑穀ごはんが「たぶん美味しくはないが、かなり健康には良さそう」なことも想像できるでしょう。プンパーニッケルはそのパン版である。

・なんで黒いんだろうと思ったけどこれは発酵によるものらしい。たしかにやや酸味がある。見た目の通り食感はずっしりで、麦の粒っぽい感じがハッキリ分かる程度に残っている。普通のパンよりのど越しが感じられて、パン界における十割そばみたいな感じだ。

・人によっては「トーストしないと食べられない」なんて評も見たので恐る恐る購入したのだが、全然美味い。美味いと思う。え、別に全然美味しいじゃん……?むしろ他の味を全然邪魔しない程度の苦味と酸味がカスタム性を感じて良い。

・これ酒とも合うんじゃないか……?いやまさか……でも痩せるために買ってんだし……でもまぁ……試してみないと……ねぇ……?



・『気の持ちようの脳科学』を読んだ。とてもおもしろかった。

・前半は「脳も臓器のひとつである」という前提で、脳の働きって具体的にはどういう働きなのかということを生物学的な視点で丁寧に説明していく。高校の生物で習ったっぽい内容で、人によってはやや退屈かもしれないが、解説は平易なので一通り丁寧に読んでみるのをおススメする。

・というのも、それらの生物学的な話題が、後半で心理学の話題とキレイに繋がるのだ。「心が病んだ状態」が脳という臓器がどう不調になっている状態なのかという解説から始まり、最終的には「じぶんとは何か」という話題にまで射程が広がる。鬱状態について知りたい人のみならず、哲学的な内容に興味がある人もたいへん楽しく読めると思う。

・文章も優しい。学術的な内容を紹介する本なので堅めの文体が続くのだが、筆者の実体験が混ざるような箇所になるとふっと口語的な表現になるのが良かった。

・また、「なぜ気持ちの問題と誤解しやすいのか?」までのフォローが入ってるのがバランス感がありとても良かった。こういう題材って、ともすれば「うつvs非うつ」みたいな対立構造を深めがちだけど、双方の立場からの見え方について生理的・心理的に解説しバランスを取っている。こういうとこも優しさを感じる所以かもしれない。



・デレステの総選挙Cブロックが開始してしまった。デレステ、総選挙期間の間だけでもゲーム名を『信長の野望』とか物騒なものに変えた方がいいと思う。

・総選挙Bブロックは個人でできる範囲で頑張ってみたが、なんていうか本当の政治活動めいたレベルでお金も時間も投資してる人がいて、これは敵わんと思った。悔しい想いはしたが、凄まじい人々を見て納得もした。

・中には現実の政治に対して、あるいは実在アイドルに対して同じぐらいの熱を持って総選挙の何がしかのトピックに激怒している人もおり、「それは運営に言うべきでは……?」とも思ったのだけど、人はそれだけ本気になれるものなのだ。

・たかがゲーム、されどゲーム。それぞれ無理のない距離感でゲームしていこう。来年こそは池袋晶葉ちゃんをよろしくだぜ。



・寒くなったのでやや気が落ち込んだ。こういうときはメンタルが危ない。何がしかの工夫で自分の機嫌を取り戻す必要がある。具体的には自分の過去の栄光を客観的に思い出す必要がある。

・音ゲーマー限定の方法ですが、スマホのアルバムにある音ゲーのリザルト画面のみを抽出したアルバム・フォルダを作成してみるとなかなか良いことがわかった。良かった。

・自分の場合は1000枚ほどが音ゲーの画像になった。他のスマホはオシャレに着飾った人間や美しい風景を撮影しているなか、1000枚もゲームの結果画面を撮影させられるスマホはやや可哀想ではある。

・スマホは気の毒だが、そこには明確に自分の成長の記録が残っている。

・具体例を出してみる。どうやら3年前の僕は「AA」という、最高難易度のの門番みたいな曲に苦戦していたようだ。

2020年9月。当時はまだ九段だった。

どうやらクリアにはほど遠いものの、点数が+500と増加、ミスの数が318→195と大きく減らせたことに感動して撮影したのだろう。


2020年10月。中盤の山も長くなっている。

1ヶ月後に撮影されているのがこちら。さらにスコアは伸びているもののクリアには至ってない。同じ日に撮影された画像を見ると、どうやら他に色んな曲が初めてクリアできてるので、「今の調子ならAAもいけるんちゃうか!?」という自信ありありで挑戦したことが伺える。ダメだったけど。


2020年なのでHVの十段。クッキーで落ちたようである。

同じ日に十段に挑戦している。この日はそうとう調子が良かったのだろう。「AAはあかんかったけど、でもワンチャン十段はいける!」というチャレンジ精神が発揮されたのだろう。ダメだったけど。


2020年11月。verが変わった。ピンシェフの無表情の×が愛しくも悲しい。

そうこうしているうちに弐寺のバージョンが変わった。変わったせいなのかはわからないが前回よりも下手になってる気がするが、バージョンごとに判定に微調整があるというウワサは届いてるのでその範囲なのかなと思う、思わせてくれ。


前回と同じ2020年11月である。何かが変わった……!

すべてが過去最高のスコアだし、グラフの形が変わった。今までは見込みがなかった後半にもクリア圏内の山ができている……というか最後がクリアすれすれであり、今までで一番クリアが近かったプレイとして撮影したのだろう。半泣きになりながら叩いた記憶がある。


同じ日に続いてこの画像が保存されている。

うぎーーーー。悔し過ぎてもう一回やればいけるという謎の勢いでやっている。ダメだったが。


Bis十段:一曲目SuperRush、2曲目Sense2007

悔し過ぎて同じ日に十段を受けている。なんとか収穫を得たかったようだが、ダメである。人生そういうもんである。


2021年2月

いつの間にか年も変わって、それなりの期間が空いている。なんだっけ、転職活動でもしてたんだっけ……。


2021年3月

んんん。スコアはいまいちだがクリアできそうな雰囲気を感じる。


2021年3月

んぎーーーーー。


2021年6月

はい。


2021年7月。

できました。やったぜ。9か月ぐらいでできるようになったらしい。


同日

十段はダメでした。



・そんな感じで、寒さと低気圧で何もかもままならない一週間だった。来週はマシだといいね。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?