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本音と建前


久しぶりにnoteを開いたら、以前書き溜めていたものがあったので供養します。


2月20日(月)

学部時の指導教授を訪問して、博士論文を謹呈してきた。
「製本版がもらえるとは思わなかった、嬉しい」と言ってもらえて私もとっても嬉しい。

数学のたのしさ、奥深さを、垣間見させてくれたのはこちらの指導教授のおかげで、この人に出会ってなかったらここまで数学の研究にのめり込むことはなかったと思う。研究に片足を突っ込んで、5年間。辛いことや後悔することもあったけど、博論としてまとめて本にすることができました、学位も貰えそうです、ときちんと報告できたこと。とても嬉しく思う。

今の気持ちは、論文がアクセプトされた時の気持ちに似ている。大変なことがたくさんあったけど、それらが帳消しになるような満足感と嬉しさ。この気持ちを忘れないでおきたい。

違国日記の最新刊、10巻を読んでいる。
朝は、人の本音と建前を無意識に見抜ける人なんだろうか。それとも見えているけどそれに気づいてない天然?なんだろうか。

2月21日(火)

違国日記最新刊の続きを読んでいる。
進路を決めるのってむつかしいよね。自分が高校生だった頃を思い出すと、将来自分が何者になりたいかなんてまったくわからず、周りの大人に聞いてみては、耳障りのいい模範的な回答を聞いてもやもやとしていた。
弁護士になりたい、医者になりたい、と明確な目標が定まっている同級生たちを羨望の眼差しでみていた。

なんとなく流されて流れ着いた先で、自分が一生大事にしたいと思えるものに出会える可能性があるということ。
選択した時点で、自分にとってよかったか否かなんて決まってないということ。
80まで生きなきゃいけないとして、その中の3年くらい微々たるものということ。
高校生の頃いろいろ考えて悩んだことが今も生きているな、なんて思いながら読んでいました。

朝の今後をまろやかにみつめている。

2月22日(水)

三茶散歩

2月23日(木)

二日酔いで死んでいた日
豆乳味噌鍋が美味しかった

2月24日(金)

古本屋で本と海外の切手を買う
なんかめずらしい美味しいビールを飲んだ、おいし



現在5月5日。
社会人になって1ヶ月が経ちました。
企業で研究をするということ。
研究に必要な資金はどこからきているのか、強く意識して日々生活するようになったのがこの1ヶ月の大きな変化かなと思います。

「努力して報われなかったとき、どうやって気持ちを保つか」
という話を最近して、ちょっと考えたこと。
努力は、報われるためにやるんじゃなくて、自分が納得するためにやるという気持ちでいると、あまりがっかりしないで済むのかも、と思っています。
自分がやり切ったぞと納得するまで積み重ねて、その結果おまけとして何かついてきたらラッキーだねという意識。
やり切るまで一つのことに集中できる環境にある、ということ自体ありがたいことだよなと思ったりもしています。
会社の偉い人から「自分軸」という単語を最近教わりました、この言葉に通ずるところもあるのかもしれません。

これまで通りゆるゆると、いろんなことを考えながらこれからも過ごせたらいいね。

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