リサイクルショップに来るめんどくさいお客様TOP3 (終)

前回前前回と続いてめんどくさいお客様TOP3です。

等々やって来ました堂々の第1位！！

早速発表いくぜ！

第1位 安くなんねぇの？おじぃちゃん！！

この人は完全に常連枠ですね。

私だけでなく同じ職場の人は全員巻き込まれています。

しかも！！！

このじ……いや、おじいちゃんなんと現在進行形で来てる方なんですよね〜

大体1週間に1〜2回は来てますね。

一体どんなメンタルしてんのかいっぺん解剖してやりたいですね。

こう言っては失礼かもですが、毎回来るとまあまあ小汚い感じなんですよね。

そして大体買って行くのは100円〜200円ぐらいの商品ですね。

ハッキリ言ってこの方の話しをし出すとキリがないので、代表してこの最近の事を話そうと思います。

やっぱりね。

悪目立ちする客って来ると分かるんですわ。

その日も何食わぬ顔で店に来てウロウロしてたんですわ。

そして、欲しい商品を見つけると絶対にまず最初にこう言ってきます。

「あのや。これ、中身見せで」

まあ、ここまでは100歩譲っていいとしましょう。

中身を確認したいのは誰だって同じなんでね？

でも、ここから奴の本当の目的を知る事になるのです！

「んじゃ、これ買ってぐがら」

と言うので、レジ打ちを済ませて幾ら幾らになりますと言うと……

「あのや、少しまけで」

絶対にこのタイミングで言ってきます。

我々も慣れたもんで、「値段交渉はお断りさせて頂いております」とだけ言います。

当然これで引き下がったら苦労はしませんし、ここで書いてすらいません。

向こうも断るのを分かっているのでしょう。

次の作戦を実行してきます。

1. 不幸話をして同情させる。

この前はこんな事を言っていました。

「あのや。この前足痛めてや、病院さ通ってて生活が大変なんだ」

……

あっそ。だから？

全力でそう言ってやりたいですが、あくまでも向こうはお客様なので、そんな事は言えません。

「お気持ちは分かりますが、1人のお客様を特別扱いも出来ませんので、そういった理由でのお値引きは出来ません」

と、あくまでも丁寧に説明してお断りします。

だが、あのじ……あのお客さんはまだ続けます。

「そんなこと言わねでや。今日の飯にも困ってんだからや、どうにかして」

……

んじゃ！そんな安っぽいサングラスなんか買う余裕もないですよね？！

その200円でどっかのスーパーでおにぎりでも買ったら如何でしょうか？！？！

そもそも店員側がお客様側にハッキリと物事を言えないような規則を作るからこんな事になるだと、この日本におけるお客様は神様だ文化を作った奴にクレームを入れてやりたいですが、それはたま別の話しとして、本音を心の奥底へと封印します。

そして、奴もこの作戦がダメだと思うと尽かさず別の作戦へと変えます。

2.今度いっぱい買うから作戦

そもそも奴の作戦や言う事にレパートリーは少ないので、大体次の言うことも分かってきますね。

「今度はいっぱい買うがらや、今回だけや！」

……

お前さあ！前回も前々回も同じ事言ってるけど、お前の次はいつ来るんだよ！！！

お前いい歳なんだから早く次が来ないと次が無くなるよ？！？！

と言いたいのを更に我慢し心を無にして対応をつづけます。

「この商品に問題がある場合はお値引きは可能ですが、お客様の個人的私情でのお値引き等は出来かねます」

と、最早皮肉にも感じる程丁寧にお断りします。

これだけ言ってもあの方はまだ引き下がりません。

「あんだや！こんなに頭下げてるだから少しぐらい勉強してけでもいいんじゃないの？！」

と、最終的には逆ギレしてきます。

……

お前いつ頭下げたんだよ！！！

お前がいつもやってんのは自分の不幸自慢じゃねぇか！！！

ていうか、お前に使ってる時間が激しく無駄だしもったいないから今すぐ帰りやがれ！！！

もうね。

罵詈雑言の嵐を浴びせてやりたいですが、私は常識ある大人なので、絶対にやりません。

「1人のお客様を特別扱いには出来ませんので、申し訳ありませんが出来ません」

こんな無駄な時間を過ごしていると、ようやく観念したのか、「んでいいわ！」と言って結局何も買わないで店を出ていきました。

今回は何も買わなかったですが、渋々買っていく時もあります。

とね。

まあ、生活が苦しいっていうのは、みんなじゃないですか。

みんな何かかしら我慢しながら、限りある範囲で楽しんでる訳ですよ。

なのに、それを利用して値引きして貰おうとするのは、それは道理が通ってないと思います。

我々も決して高い値段で出してるわけではありません。

これぐらいなら買ってくれるかな？って色々と試行錯誤しながらギリギリの値段を付けてるんです。

それなのに、値引きしてくれって言われるのは本当に辛いです。

別に分かってくれって言うわけではありません。

だけど、店員だって人です。

普段どれぐらい我慢して仕事をしているのか、１%でも分かって頂ければ幸です？

では、以上リサイクルショップに来るめんどくさいお客様TOP3でした！

では、また次の記事でお会いしましょう！

(*>∀<)ﾉ))またねー