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放射線治療専門医による専門医試験解説を行っています

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放射線科専門医試験(一次試験) 治療分野まとめ

放射線専門医試験治療分野での頻出事項をまとめています。 少なくとも2023~2016までの臨床的治療分野の問題はこのまとめの暗記でほぼ対応可能です。 やみくもに問題を解くよりも頭に残りやすいと思います。 試験対策用のまとめに特化しており、試験での得点を優先させているので、実臨床では使えない部分もあります。 返金は受け付けませんので、よくご検討の上、ご購入ください(1/3は公開しています)。 頭部 高悪性度神経膠腫(膠芽腫) 50歳以上に多い 治療方針:手術+術後TMZ(テモ

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    • 2022年度 放射線治療専門医試験(口頭試験問題)

      2022年口頭試問 前提•問題文は最低限しか記載していません。 •思い出せず、問題が抜けている部分もあります。 •解答も一応載せていますが、特別調べておらず、試験中に解答したものをそのまま記載しています。使用する際にはちゃんと答えを調べてください。 肺がん1.CT検査みて、病期は? (23mm、転移なし)cT1cN0M0 stageIA32. GTV,CTVの設定GTV=CTV=原発巣3.処方線量 (iso dose線量) 48Gy/4fr.4.問題となる晩期有害事象(肋骨

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      • 2022年度 放射線科専門医試験(一次試験) 治療分野 解答解説

        70~90まで解説しています。 公開しているまとめノートがあるとより理解が深まると思います。 返金は受け付けておりません。1/3は公開しておりますので、検討の上、申し込みください。 70 解答:c ゾーフィゴ 骨転移へ適応 223Ra(半減期11.4日)、α線(飛程は100μm以下)、排泄は糞便。 OS延長効果あり(緩和だけでなく治療の意味がある)。たまに血球減少を起こす。 バイオマーカーはALP アビラテロン(CRPCへの抗アンドロゲン薬)と併用禁忌(骨折リスクのため)

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        • 腹部救急画像解答7

          腹部救急画像の症例7です。 解答は肝膿瘍でした。以下、キースライドです。

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        放射線科専門医試験(一次試験) 治療分野まとめ

          腹部救急画像問題7

          腹部救急画像の問題7です。 典型画像ですので学習や勉強会、教育等にお使いください。

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          腹部救急画像解答6

          腹部救急画像の症例6です。 解答は消化管穿孔でした。以下、キースライドです。

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          腹部救急画像解答6

          腹部救急画像問題6

          腹部救急画像の問題6です。 典型画像ですので学習や勉強会、教育等にお使いください。 主訴は食後の心窩部痛です。

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          腹部救急画像問題6

          腹部救急画像解答5

          腹部救急画像の症例3です。 解答は急性胆嚢炎でした。以下、キースライドです。 胆嚢頚部に結石を認め、胆嚢は腫大し、周囲に脂肪組織濃度上昇があります。 あと若干、壁肥厚も目立ちます。通常、胆嚢が腫大すれば引き伸ばされて壁は薄くなります。腫大しているにも関わらずこのくらい壁がみえるのは壁肥厚ととって良さそうです。風船も膨らんだら壁が薄くなりますもんね。 一言 胆嚢炎は肝臓へ炎症波及しない限り、肝胆道系酵素上昇を認めません。 胆嚢炎は画像診断が非常に重要になります。

          腹部救急画像解答5

          腹部救急画像問題5

          腹部救急画像の問題3です。 典型画像ですので学習や勉強会、教育等にお使いください。 主訴は右季肋部痛です。

          腹部救急画像問題5

          腹部救急画像解答4

          腹部救急画像の症例4の解答です。 虚血性大腸炎でした。 画像診断上は下行結腸に3層構造を保った壁肥厚および周囲脂肪組織濃度上昇があることから、下行結腸炎です。 腸炎をみたときは場所である程度、原因の予想がつきます。 下行結腸炎をみたとき、その原因の多くは虚血性大腸炎です。 主訴の下血とも合います。 鑑別をむりやりあげると直腸から連続して炎症をきたす潰瘍性大腸炎や全大腸に炎症をきたす偽膜性腸炎などが挙げられますが、病歴から除外できることが多いです。 一言 虚血性大腸炎は内視

          腹部救急画像解答4

          腹部救急画像問題4

          腹部救急画像の問題4です。 典型画像ですので学習や勉強会、教育等にお使いください。 今回の主訴は下血です。

          腹部救急画像問題4

          腹部救急画像解答3

          腹部救急画像の症例3です。 解答は急性膵炎でした。以下、キースライドです。 膵臓の腫大や周囲の脂肪組織濃度上昇、液体貯留で診断できます。 急性膵炎をみた場合には周囲に炎症がどこまで広がっているかと膵壊死がどこまであるかを確認し、治療方針決定のためにGrade分類を行いましょう。 一言 アミラーゼって意外と測られていないですよね。

          腹部救急画像解答3

          腹部救急画像問題3

          腹部救急画像の問題3です。 典型画像ですので学習や勉強会、教育等にお使いください。

          腹部救急画像問題3

          腹部救急画像解答2

          腹部救急画像の2症例目の解答です。 疾患は憩室炎でした。 以下、キースライドです。 上行結腸憩室とその周囲脂肪組織濃度上昇で診断できます。 憩室は腸管の外側にあるので、炎症を起こした場合には外に広がりやすく、憩室炎は周囲脂肪組織濃度と周囲腹膜/筋膜肥厚がほぼ必発です。 本症例は炎症がやや強かったため、腸管方向にも炎症が広がり、3層構造を保った腸管壁肥厚も認めました。 一言 3層構造を保った腸管壁肥厚は粘膜下層の液体貯留が原因で起こります。炎症が原因です。 3層構造を保たな

          腹部救急画像解答2

          腹部救急画像問題2

          腹部救急画像の2症例目です。 典型画像ですので勉強会や学習、教育等にお使いください。

          腹部救急画像問題2

          腹部救急画像解答1

          問題1の解説です。 解答は虫垂炎でした。 以下、キースライドです 虫垂の腫大と内部に液体貯留が目立ちます。 虫垂炎をみた場合は糞石と破裂の有無を必ずチェックしましょう(外科適応のため)。 破裂のチェックにはfree airと膿瘍形成の有無が大事です。 今回は糞石も破裂もありませんでした。 一言 研修医で典型的な虫垂炎をCTで指摘できるのは1年目30%、2年目でも50%程度という印象です。

          腹部救急画像解答1