見出し画像

INTC【FY22 Q4決算】

Intel社が1/26(水)の取引終了後にFY22 Q4決算を発表しています。


✔︎ 決算内容

❌ EPS $0.10(0.20)【YoY-90.8%】
❌ 売上 $14.04B(14.45B)【YoY-31.6%】
  ┗ 前期見通し $14-15B

✔︎ 次期ガイダンス

❌ EPS $▲0.15(0.24)【YoY-117%】
❌ 売上 $10.5-11.5B(13.93B)【YoY-40%】
  ┗ 粗利率 39.0%

✔︎ CEO・CFOコメント

👉 経済と市場の逆風の中、効率性を高める事業体制とプロセス改善などにより、ガイダンスのローエンドで提供
👉 第4四半期は組織適正化と投資合理化に取組み、長期的に最も高い価値を提供できる分野を優先した
👉 この行動は23年に30億ドル・25年末までに80-100億ドルのコスト削減の土台となる

✔︎ 損益計算書・業績推移と見通し

✔︎ 情報ソース


✔︎ 各紙報道・要約

▶️ 日本経済新聞

👉 PC需要低迷・データセンター向けも振るわず2四半期ぶりの最終赤字
👉クライアントコンピューティング部門は36%減→20-21年にPCを買い替えた人が多く、4四半期にわたって大幅な前年割れ
👉 データセンター・AI部門は33%減→データセンターへの投資が停滞に加え、競争激化も響く
👉 ゲルシンガーCEOは説明会で「少なくとも今年前半はマクロ経済の弱さ続く」と指摘
👉 人数は公表せずも人員削減に取組んでいることを明かした
👉 AHで株価は一時、終値から約9%下落


▶️ Bloomberg

👉 株価はAHで急落→PC用需要の落ち込みなど背景に1-3月期の厳しい業績見通し嫌気された格好
👉 1-3月期の粗利益率を39%と予想→前年同期を14.1pも下回り、同業のAMDより10pt余り低い水準
👉 今年は「すべての市場で不安定になる」と予想
👉 PC市場は特に弱く、予測範囲の下限である2.7億台程度に縮小するとも
👉 今回の厳しい結果でライバル企業にさらに後れを取ったことが浮き彫りに→22年通期売上高はTSMC下回る/既にサムスン電子には追い越されている


▶️ Reuters

👉 PC市場低迷やデータセンター向けの減速が重しとなり、低調な業績見通し
👉 説明会でゲルシンガーCEOは「我々はつまづいた。シェア失い勢いなくなった。今年は安定する想定としている」と述べた
👉 データセンター市場でシェア失いつつあると語り、競合AMDに勢いがあることを暗に認めた


✔︎ 注意事項

本記事の作成・投稿にあたりましては、当該企業発表の決算情報等を入念に確認し、正確なものとなるよう努めておりますが、錯誤や誤植などの可能性があることをご留意ください。なお、投資にあたりましては、各々で再度情報を確認されることをお勧めいたします。


当面、無料で全ての記事をご覧いただける形で運用していく予定ですが、記事購入の形で支援を頂けると、非常に嬉しく思います。頂いたご支援で新たなコンテンツ導入なども検討していきますので、よろしくお願いします。

ここから先は

0字

¥ 100

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?