1.病気のはじまり

これから、私が病気を発症〜総合病院に入院〜退院〜完治までをちまちまnoteに書いていきたいと思っています。

今はまだ入院中で、正直いつ退院できるかも分からない感じです😢

絶対治すので!このnote完結まで付き合ってください。

【私の病気について】

〇妊娠性類天疱瘡(妊娠性疱疹)
5万人の妊婦に1人の割合で発症する、自己免疫疾患。
(自分の細胞がバグを起こして、自分の体を攻撃しちゃう病気)

症状は、赤い疱疹や水疱がお腹から出来て、全身に広がり著しい痒みや痛みを伴う。(死ぬかと思った)
顔や粘膜には出ない。

ウイルス性のものではないので、人には伝染らない。

分娩時に悪化する可能性がある。

次の妊娠やピルを飲むと25%の女性が再発する可能性がある。

私の言葉でまとめるとざっとこんな感じです。
とにかく痒さと痛みで、歩けないし物が持てないし、眠れないし、眠れたとしても真夜中に「わぁあああああ!」と発狂して起きたりしていました。
(イメージとしては、太い針で刺されると同時に、虫刺されの10倍の痒さが襲ってくる感じ)

妊娠しているのに夜眠れなかったり、日中痒くてしんどいのはかなりの体にストレスでした。

①あれ?おかしいな(病気の発症)

・3月11日(32週0日)
ちょうど妊娠9ヶ月に入った時、おへその中と上部分の肌が変色していて、痛痒くなりました。
あと、左手首に「ポチッ」と出来物が2つできて赤くなっていました。ここも痛痒くて夜寝る時我慢できない!って感じでした。

家にあった市販の軟膏を、塗ってみたけど痛すぎてあまり眠れませんでした。

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・3月14日(32週3日)
おへその中がグチュグチュと濡れてきていて「これはやばい」と思いました。少し痛みもありました。

②1件目の皮膚科

・3月15日(32週4日)
妊娠初期に胸の下に帯状疱疹が出来て、その時お世話になったかかりつけの皮膚科に行きました。

この時は手首のポチ2つの他に、左手のひらや甲、両足の平や足首に水疱20個くらいポツポツと出てきて、「歩くのも辛い!水疱のあるところが痛くて涙が出てくる!眠れない!」という状態でした。(有料記事に写真有。まだグロくない)
(今思えば、この時の痛さとかは全然序の口😂地獄はこれから)

優しい大好きなおじいちゃんの先生で
「わー、これは痛すぎて眠れないよね。
妊娠さんによくある妊娠性痒疹だね。」と言われました。

・妊娠性痒疹(にんしんせいようしん)とは
妊娠初期頃から体に痒みのあるボツボツが出る病気。2度目の男の子の妊娠の妊婦さんによくみられる症状。ステロイドの塗り薬で治していく。次回の妊娠でも再発する可能性が高い。

的な病気です(ざっくり)

この時処方された薬は、
1.マイザー軟膏0.05%
2.サトウザルベ軟膏10%
3.ウレパールクリーム10%+ヒルドイドクリーム0.3%

1のマイザー軟膏はステロイドが入っている軟膏で1と2を重ね塗りします。
塗ってすぐは、わーーーーーーっと頭がおかしくなるくらい痛痒くなるのですが、だんだん治まってきて人並みの生活を送れます。
けど効果が短い…。

3のお薬は「ハンドクリームみたいに頻繁に塗ってね!」と言われたので、手を洗ったあとにちまちま塗るようにしたのですが、逆に痛痒くて頭がおかしくなるかと思いました。

次の日に先生に「塗っても痒みがひどいんですが、塗り続けていいんですか?」と電話すると、1日2回までって書いてるけど何回塗ってもいいよ!3は塗らなくてもいいよ!とにかく塗ってね!と優しく教えてくれました。(とってもいい先生でした…。また魚の目取ってもらいに行こう。笑)


③生活

1件の皮膚科の後、1日だけ出勤したのですが歩くのも覚束無いし、パソコンも弄れないしで仕事にならない!お昼に早退させてもらいました。
本当はもう産休に入れる時期だったのですが、まだ働ける!稼ぐぞ!の気持ちが強く出勤していました。(職場の人には結局迷惑をかけてしまって、本当に申し訳なかったです。)

旦那と2人暮らしのアパートに帰ってくると、何もしない自分と言うのが嫌で、できる家事をやっていました。
旦那は「何もしなくていいから、体休めて!」って言ってくれていたのに、自分で自分を甘やかせなかったんです。

旦那さんは私が頑張った家事をめちゃくちゃ褒めてくれて、でも無理しないでと何度も何度も言ってくれました。洗濯が出来なかった時は謝る私に「なんで謝るの?俺がやればいいだけだよ〜」と鼻歌まじりにやってくれるんです。
本当に本心で言ってくれていたのに、このときの私は素直に受け止められず、旦那はちゃんと仕事をしてきてるのに、帰ってから家事をやらせてしまう事に申し訳なさが募りました。

こんな私を見かねて、旦那が「実家のママの方が甘えられる?俺は一緒にいて、とーま。のお世話全部やる気でいるけど、とーま。の楽な方でいいよ。」と言わせてしまいました。

ご飯の事とか色々考えて、自分はきっと実家のママに甘えた方が休めるなと思い実家に帰ることにしました。


④2件目の皮膚科

実家に帰ることにしたのと同時に、上司に相談して仕事も早めに休ませてもらうことにしました。

・3月18日(33週0日)
1件目の皮膚科から4日後、実家に帰りました。

その頃には症状は、両手足の小さい水疱が増えて、全身に赤い発疹が出始めました。
歩くだけで痛い、物を持つだけで痛い、体に出た赤い発疹も一つ一つが燃えるように熱いように感じていました。
見た目はそこまでかもしれないんですが、本当に痛かった…びっくりした…。(有料記事に詳しい写真あり。ちょいグロ)


親はどんどん増えていく湿疹に驚き、セカンドオピニオンをしに評判のいい皮膚科に連れていかれました。

そこはめちゃくちゃ人気の所だったので、2時間くらい待ちました。
その後も痛すぎて、お手洗い場で冷たい流水につけたりしてなんとかしのぎました。

個人的に1番痛かった左手首を先生に見て欲しかったのですが、話を聞くと「お腹見せて。あー、これは多形妊娠疹(PUPPP)だね」と言われお腹に薬を塗られ終わってしましました。

・多形妊娠疹(PUPPP)
はじめての妊娠後期に多く、手足に痒みのある発疹がでる。蕁麻疹みたいな見た目。

1件目と違う病名を言われたのでびっくりしたのですが、治療の仕方は同じと言われたので安心しました。

薬は1件目の皮膚科のが無くなったら使ってねと言われ、
1、サレックスクリーム0.05%
2、デルモベート軟膏0、05%

1の薬は、2番目に強いステロイドで、1件目に貰ったステロイドよりもテクスチャが柔らかくて塗りやすかったです。

2の薬は、1番目に強いステロイドで、普段は妊婦さんにはあまり処方しないそう。

結果どっちの薬もあまり効かずどんどんどんどん身体中に水疱が出来ていきました。
水疱1つで眠れなくなるど痛いのに、それが身体中に出ると痛さで頭がパニックになるし、何より見た目が気持ち悪くて死にたくなりました。

この後からどんどん悪くなり、地獄の毎日が始まります。(続く)

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ここから症状の写真載せます。
ちょっとグロいので注意です。

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