見出し画像

料理大会の歴史♪

最初の料理コンテストは展示の大会でした。お客様に表示する飾られたものでした。俗に言うアバンギャルドキッチンですね。

特に芸術性に関わる発表会とは言え、飾られたハム、七面鳥、白身魚、マスなどをトリュフを使い絵画的に仕上げる趣向凝らしたものです。まさに宮廷料理からの発展したものがそのまま展示会として発表されたものでした。

その後国独自に、色のゼラチンや野菜のカットを使った複雑なものへと変化をしていきました。この頃の大会は大型ディスプレイと呼ばれるグランバイキング形式でシェフの料理と言うよりは、部隊的な集団で、大型のホテル、レストランなどで組織されていました。

1900年に参加4カ国で初めて料理オリンピックが開催されました。その後世界大戦などで中断されたことがありましたが、来年の2020年大会で120年、25回記念大会となります。
また、フランスリヨンで開催されるボキューズドールは1987年から2年ごとに開催されています。このような多くの国際競技大会はシェフやそのスタッフ、関係する全ての方々、協賛企業のおかげで今日まで大きく発展してきました。
どの大会においてもそうですが、エンターテイメント性に優れ、楽しく素晴らしくそして本物の料理コンクールへと変化し続けています。

それでは国内に目を向けてみましょう。日本のプロの大会はおよそ2年に1回の大会が多くなってきました。その多くは国際大会の国内決勝大会を兼ねており、国際大会に合わせて2年1回の大会になっています。若手向けには、技能五輪全国大会が開催され西洋料理からは国際大会代表者が決定します。

プロとは違い一般参加の料理コンクール、料理コンテスト等は年々大会が増えてきています。特筆すべき事は、高校生位の大会が増え、しかも規模がとても大きいと言うことです。こういった大会は専用のホームページやSNSが作られ、リアルタイムで写真や動画が配信されています。またインターネットで検索すれば毎月複数回の大会がエントリーされていることがはっきりとわかります。今ではどこにいても簡単に情報をキャッチできる時代になっています。

大会ごとに記念誌や参加選手のレシピブックなども書籍で出版されたり、全国を回りながら講習会なども開催されるようになっています。

時代の変化が早くなり、チャンスも多くなってきています。以前のように1人で苦しんで料理大会に出るような時代ではありません。
コーチ、メンター、アシスタント、サポートなど多くの人々が選手に関わりを持ち、全員で共有できるスタイルが中心になってきました。

もはや挑戦しない理由などない時代ですよね!

それでは次回は、金メダルの為は、すべては日常の為、言うことをお話しします。

今日の写真は、アートプログラムの練習の時の写真になります。

#料理 #料理コンクール


Let's start cooking (*^^)v 料理コンクール対策に特化したnoteです。 楽しく取り組んでいきましょう! リクエストはコメント欄からどうぞ\(^o^)/