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料理のプレゼンテーションを発展させる

料理のプレゼンテーションを発展させるとは、どういうことでしょうか?

単に盛り付けをきれいに見せるだけではなく、本物をつくるということが重要になります。

今回は、6つのキーワードに絞って紹介していきます。

今回の写真は、2018 FHA Culinary Challenge グルメチームチャレンジ 「UAE」チームです。

■形

何回も確認することで、不自然な食品の形状を避けることが出来ます。これは、成形物とスライスの組み合わせ、ゆったりとした余白。自然食品の使用をすることで達成することが出来ます。

■色

ナチュラルカラー、自然的な鮮やかな組み合わせが好まれます。現代では、緑一色でも限りなく白に近い緑から、限りなく黒に近い緑までを組合すように、単色においても幅の広い組み合わせがトレンドになっています。

■高さ

コンクールによっては様々ですが、極端ではない高さを提供するために、食品の自然な形状を使用し、什器などで高さを補います。食べやすい事、サービス可能な高さであること、盛りつけたプレートのラインを向上させていることが必要です。

■アイテム

準備難易度は必要ですが、細工や工芸品の大会ではありません。実用性の無いあまりにいき過ぎた細工は必要ありません。ポーションサイズの理解と共に、プレートの他のアイテムとのバランスが必要になります。テーマに基づいた調理方法や栄養のバランスを取ります。

■味

これは単一の最も重要な要因です。自然なプレゼンテーションを強化するとともに、唯一の新鮮な、互換性のあるフレーバーを使用してください。

■外見・テクスチャー

外見や食感は様々にしてください。調理方法を変えたり、形、温度などの変化を検討します。付け合せの野菜などのカットに変化をつけるだけでも素晴らしくグレードアップしていきます。

以上の6つのキーワードで自分の料理を確認してみてください。やりすぎない、ナチュラルに、シンプル&エレガントが絶対的なキーワードです。こういった提出することを学ぶ行為は、あまり好まれませんよね。何か、テストの提出みたいで、あまり見直しをする選手を見たことがありません。

初心に返って色々と自分に問いただしてみましょう!

■あなたは何を達成しようとしていますか?

■どのように?時間内に?このプレゼンテーションの準備を進めますか?

■どのように審査員やお客様の目を楽しませますか?

■極端にやりすぎる行為を回避することが出来ますか?

色々とチェックをすると我に返って自然なプレートを構築できるようになります。私の場合、「イラスト化」するのがいつものパターンです。自分自身の考えやアイデアを紙に書いたり、イラストにして色やレシピも簡単に加えていく。おそらくこれが最初の仕事になることでしょう。

再考、再吟味、食品や機器の一覧作り、とても最初の入り口としては、ハードルが高いかもしれませんが、自分自身に挑戦してください。毎日繰り返せば習慣化してきますので、一週間もあれば問題なく作業が進みだします。オリジナルコンセプトを高め、視覚的に審査員を刺激してください。その結果は?楽しみでしかないですね!

次回は、プレートを構成する「付け合せ」に焦点を当てていきます。機能的なもの、非機能的なものを考えます。



Let's start cooking (*^^)v 料理コンクール対策に特化したnoteです。 楽しく取り組んでいきましょう! リクエストはコメント欄からどうぞ\(^o^)/