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調理トレーニングを計画すること①

決意しチャレンジを決めたら先ず、自分のスキルをハッキリ把握してください。こういった確認作業は、正確にあなたの強みと弱みを特定する手助けになります。最も必要とする時のため、それらを動作させることが出来るよう自分の強みを知って下さい。

競技会に与える悪影響も知りたい。出来る限り弱点も認識しておきます。ここだけの話、審査員はあなたの弱点は知りません。弱点を指摘されないように戦略を練る必要があります。

一方で、こういった情報を持っていると、あなたは強みの焦点に力を注ぎながら、同時に改善を必要とするものに対処しながら準備を効率的に実践できるようになります。以下にチェック項目のサンプルを記しますが、自分自身を絶対にごまかさないでください。そうでなければ、望んだレベル、結果には届きません。他人の言うことは気にしないで、自分に正直に自分を分析してみてください。

■メニューの書き込み・レシピ作成
■組織的行動力
■プランニング・計画能力
■ゼリー掛け・冷製準備能力
■プレート&プラッターデザイン
■コンセプトの開発能力
■料理の知識
■ルールの理解力
■シャルキュトリーテクニック
■各料理技法能力(ソテー・煮込み・ポッシェ・ローストなど)
■現代・ニュートレンド料理の開発
■古典料理の理解・再現能力
■プレッシャーに対する能力
■リーダーシップ能力
■肉類の下処理能力
■魚介類の下処理能力
■衛生についての知識と実践
■メニュー作成時の栄養価知識
■全体的な職人技・クラフトマンシップ
■サービス方法の理解とプレゼンテーション開発
■ポーションサイズの理解・ルール理解力
■ニュートレンドフレーバー開発
■テクスチャーの理解
■モダンでエレガントなプレゼンテーション
■古典ナイフスキルの実践
■ニューキッチンツールの使用理解度
■ナイフスキル、特にスライス能力
■他国の味を理解できる能力
■他国・開催国の言語理解能力


以上などが挙げられます。このチェック項目にはすべての基本が含まれています。トップ選手とは、トップなコックとシェフ両方である必要があります。このチェック克服の為に多くの時間が必要となりますが、乗り越えたところに大きな結果が見えてきます。

もし、以前出場した大会で、審査委員からフィードバックアドバイスを受けているなら、改善できているかチェックしてみてください。こういったアドバイスは貴重です。是非、活用してくださいね。

シェフの日常生活は喧騒としています。時間に追われ、仕事に追われ競技の締め切りをあきらめてしまうシェフを何人も見てきました。「時間がない」、「うちの会社じゃ無理」、「今度チャンスがあったら・・・」こういったこと、言訳をしないために行動計画やチェックは必要になります。

それは、競技の申し込みから準備・練習・大会期間・終了・関係者へのお礼の挨拶までのガイドとして機能します。競技会に関する全てのタスクを完了するまでの時間、及びフォローアップ項目を確実にするでしょう。要するに目標を達成するためにコミットするのに役立ちます。

しかし、これは不自然にうごくものではありません。毎日の行動計画を確認し、その中のレイアウトプロセスに従っていきます。もちろんこの行動計画は、あなたの仕事のスケジュールや、個人の生活に適応している必要があります。この計画に従うことによってあなたの競争の目標は、達成することが出来るはずです。

次回は、実際にサンプル的な行動計画を記していきます。

今回の写真は、2018 FHA ナショナルチーム「チェコ」コールドディスプレイ 5コースメニューです。


Let's start cooking (*^^)v 料理コンクール対策に特化したnoteです。 楽しく取り組んでいきましょう! リクエストはコメント欄からどうぞ\(^o^)/