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料理大会って必要?

今日このnoteを書き始めている時がちょうど1月30日、フランスでボキューズドールが開催されている期間です。

料理は、おそらくどんな人でも好みだったり、作れたり、考えることができたり、提供することができるものだと思います。だからこそオリジナリティーが必要かなと言うことを感じている人が多いのではないでしょうか?

私自身料理関係の仕事をしていますので、若い頃から様々なコンクールを経験してきました。その中で1つ言える事はとても通常の営業や、日常では味わえない経験ができるということです。たった1回のコンクールに向けるにあたっても、3年間勉強する以上のことをわずか1ヵ月位でクリアしていかないととても勝負になりません。様々な形での料理の披露、テクニックを披露して、料理自体を昇華させていく非常に重要なものと考えています。

当然ながら勝負事ですので、勝ち負けがついてきます。大会によって審査の方法が違ったり、地域や国によって好みが違ったり、様々な障害がありますが出場選手全員が同じ条件で、同じキッチンツールを使いながら競技することが前提となります。

料理大会は絶対に必要です。新しい概念やアイディアを様々な地域や世界に向けて発信します。ヤングシェフの新しい発想やキッチンスキル、タレント性なども同時に発信していきます。

こういったことが、生産者、お客様、料理人をつなぐ非常に重要なことになってきます。

私は西洋料理専門ですが、現在の日本ではこういった競技会についてはずいぶん遅れています。特に若い時期からのアートプログラムの訓練ができていないので、ニュースタイルの料理を確立することができません。何かネットから情報得たものや、本に載っているもののコピーなどが主流になってしまいました。
また、メインタンパク質や付け合わせ栄養のバランスなどレシピ開発にわたる部分にあたってはほとんど手がつけられていないのが現状です。特にこういった事は国際大会になると大幅な減点対象となっています。

料理大会、料理コンクールなると特に緊張することはありません。自分のやりたいこと、やりたい料理を堂々と世界に向けて披露していくだけです。こういったことが心に誓うことができれば、あなたの職場は大きく変わっていくことは間違いありません。理由の法則、類は友を呼ぶとよく言われますよね。

同じような志であれば、自分の周りで1人アクションを起こせば見て見ぬふりはできません。きっとあなたの周り全員が同じ方向を向いて動き出すと思います。

それでは次回は料理大会の成長についてお伝えいたします。

#料理 #料理コンクール




Let's start cooking (*^^)v 料理コンクール対策に特化したnoteです。 楽しく取り組んでいきましょう! リクエストはコメント欄からどうぞ\(^o^)/