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【マッチレビュー】J1第30節 鹿島アントラーズ VS 浦和レッズ

【はじめに】

どーもパダワンです!

前節は、ロニー会議にて分析させていただきました。

誘ってくださった、ロニーさん、しょーごさん、また動画を見てくださった方ありがとうございました!今後も自分なりに楽しんでいきたいと思います!

今シーズンも残りわずかとなり、記事作成もラストスパートをかけていきます!

【大前提条件:霧】

今節、DAZNの中継でもピッチコンディションの霧を触れていましたが、個人的になかなかの要因だったと考えています。

「同じ濡れたピッチであれば、散水と変わらなくない?」

そう思った方もいたのではないでしょうか?(笑)

僕はサッカーのプレー経験があるので、感覚的にわかるのですが実は微妙に変わってきます。表現しにくいのですが、雨や散水時よりも霧の時の方がボールの滑りがいい気がします。「ボールが走る」より「ボールが滑る」。この表現の方が近いですね。


【ボールスピードが上がることによる影響】

よくPKとかシュートを語るときに、「読まれていても、スピードや勢いがあれば入る」的なことを聞くかと思います。それと同じように今節のような試合でも、パスが読まれたり、判断が悪いプレー選択でも相手に取られない局面が多発しました。これにより、鹿島の幅を使った攻撃は普段よりもスピードアップしましたね!

【町田スタメンの考察】

少し驚きの町田スタメン。ただ、試合を見ていると納得感がありましたね。僕の考えでは、橋岡対策ですね。橋岡は最近だと、フィジカルでごりごりえぐってきますし、クロスにファーサイドで飛び込まれると厄介です。仮に小池とマッチアップさせて完全に勝つことは難しいでしょう。橋岡目掛けたロングキックでプレスを回避される可能性もありますし、長身町田の起用はベターでしたね!

【3バックの横(ピッチの角)を取りに行くメリットは?】

再三、槙野の横を中心に狙い続けた鹿島攻撃陣。こちらの解説をしたいと思います。※正解ではないのでご了承ください。(笑)

ロジックとしては以下。

①試合を支配する上で、相手陣でプレーしたい

これはおそらくどのチームも。もちろん、自陣で引き込んでカウンターも一つの手ではありますが、「ボールを自分らのボールから遠ざける」ことは失点の確率を大幅に下げてくれます。相手陣でボールを取られても、即回収できればすぐさま攻撃ができます。「攻撃は最大の守備」と言われる所以でしょう。

②相手陣に相手を押し込みたい

相手陣でプレーするためには、相手を押し込むことが必要です。自分らだけ前に行ったってオフサイドになるだけですから。

じゃあどうやって押し込む?

答えはひとつではありませんが、今節は相手3バックの横を突くことでした。それもオフサイドにかからずに。

③3バックの1人をサイドにおびき寄せる

単純に3バックの1人が減れば中は2人になってしまいますよね。そのため、空けた分を他の選手がカバーしようとします。これが浦和の場合、WBを下げることで5バック化します。仮にWGが下がらないのなら、そのまま仕掛ければいいのです。

④5バック形成。そうなると…

この段階で浦和の半分が陣地に帰ってきています。ここからは簡単。5バックの前にスペースが空いてしまうので、すかさずボランチも下がりますよね。中盤が下がって、FWとの距離が広がると鹿島に制限がかけにくくなります。

⑤あら不思議、押し込みに成功!

【帰ってきた仲間たち】

レオ、セルジ、三竿。役者が復帰し、きっちり勝ちをもたらしました。怪我明けにも関わらず、実力は半端じゃないですね(笑)

このままラスト4試合を怪我無くやりくりできれば、確実に「優勝争い」に残れるでしょう。内容どうこうではなく、「勝ちにこだわる」そんな真の鹿島が見れることを楽しみにしてます。

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