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鹿島アントラーズ

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鹿島アントラーズについての記事です
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#Jリーグ

岩政コーチのミッションは何かを考えてみた

今シーズンから鹿島に復帰した岩政コーチのミッションについて自分なりに考えてみた。エゴサ力の高い方なのでご本人が見ていただけたら反応お願い致します。笑 ■ミッション① 基礎づくりまさにこの時期行われているだろうミッションの一つ。レネ監督が来日するまでの指揮とスムーズな引き継ぎを進める作業。ここに関して、僕は岩政式基礎づくりというより、純粋にレネ式基礎づくりを代行しているのではないかと考えている。岩政式ではなくレネ式。いくら本人がいないとはいえ、オンラインでディスカッションをし

【新シーズン】鹿島が抱えそうな問題

今回は新シーズンの鹿島が抱えそうな問題を考えていこうと思う。 ■1トップ or 2トップ問題選手のコンディションが揃えば、ほぼ確実に起こるであろう1トップ or 2トップ問題。これは今シーズンの顔ぶれを見れば一目瞭然である。特に鈴木優磨が電撃復帰したことにより、競争は激化。個人的な予想としては、強化部が想定したよりも復帰のタイミングが早かったため、当初のFW陣容から歪みが生じているのではないかと思う。 そんなこんなで今シーズンは1つもしくは2つのポジションを上田、鈴木、エヴ

最近のパダワン

今回は自身の活動について、改めて整理していく記事。この記事を通して、また色々な方と繋がれたらいいなと。 ■noteまずはこのnote。2020シーズンはリーグ全試合レビューをして沢山の方から反応いただいた。しかし、自分の中である程度レビューはお腹いっぱいになったので2021シーズンは書きたいことをメインに投稿してそれなりの数読んでいただいた。新シーズンものんびり気ままにやっていければと思います。 ■Twitter2018年ごろから始めたツイッターも最近はフォロワー数も伸び

【新シーズン】鹿島アントラーズの編成どうよ?

今回は鹿島の編成について。かなり人が動いたので自戒の意味でも整理しておこうと思う。 ■ゴールキーパー誰が柱になるかは置いておいてそれぞれのキャラクター、ポテンシャルなど個人的に充実しているなと思える編成。鹿島の歴史的にみても相当ハイレベルな陣容かと。ただ、この編成をそう何年も使い回すことはできないと思うので、新シーズンは試合に出れば鹿島での寿命が伸び、出れなければ退団(レンタル含む)が近づくぐらいのサバイバルだ。 ■センターバック町田、犬飼という看板が抜け、加入はキム・ミ

2022シーズンの背番号についての感想

2022シーズンの登録選手、背番号が発表された。今年は退団選手も多くいたため、個人的にも背番号には注目していた。そこで今回は今シーズンの背番号について簡単な感想をまとめていこうと思う。 #5 関川 郁万昨シーズンの終盤の覚醒変化により、背番号変更が有力視された関川は5番。個人的な予想ではプレースタイル的にも3番かと思っていたが、青木、植田らがつけた5番に変更。決して違和感があるわけではないが、ここで彼に3番を託さないとなれば何かクラブに特別な思惑があるのではないかと考えてし

なぜレネ監督を連れてきたのか考えてみた

今回は鹿島が、新監督であるレネさんをなぜ招聘したのかをざっくりと考える回。あくまで個人の仮説だ。 僕が考えるに鹿島は大きく分けて3つの条件を持っていたのではないかと思う。 ■条件1:欧州国籍(経験)鹿島は、これまで日本人やブラジル人の指揮官に頼ってきたが、昨今の物凄いスピードで先端をいく欧州のエッセンスを入れたいということで、いきなり欧州人ではなく欧州を経験しているブラジル人でザーゴを呼んだ。 しかし、ザーゴとの旅は道半ばに終わり、相馬さんに託してなんとか難を逃れたのだ

鹿島アントラーズのOB人事について

ここ数年議論されている鹿島の「OB監督人事」。「クビへのカウントダウン」、「人材は有限」など現場内外から色々な声が聞こえる。今回はそんなOB人事を自分の頭を整理する意味でまとめていく。 ■クラブにOBは必要か?YES. 厳密にはOBも必要だと考える。これは誰もが言う通り、クラブを長年知る人材はフィロソフィーの伝承や空気感を伝えてくれる貴重な存在。外部の誰かが実行しようとしても難しいものだと思う。ただ、それがOBばかりになってしまうと、そのやり方だけに偏向してしまい、新たな

町田、昌子、植田を比較してみた。

■鹿島自慢のCB今や鹿島アントラーズが育て上げた成功例とも言える3人のCB。今回は柱として活躍している、町田が24歳と先輩の昌子、植田が24歳だったときのデータを比較していく。 ■比較方法今回もFootball LABのチャンスビルディングポイント(CBP)を参考に比較する。 >CBPとは、「選手(またはチーム)が試合を通じてどれだけチャンス機会を構築することができたか」を独自のロジックにより数値化した指標です。選手(またはチーム)に対する評価方法が様々ある中で、「シュー

町田浩樹の変化

今や鹿島のディフェンスリーダー的存在となった町田。特に五輪後の彼の安定感は目を見張るものがある。そこで今回は彼の「変化」について考えていく。 ■比較方法Football LABのチャンスビルディングポイント(CBP)を参考にする。 >CBPとは、「選手(またはチーム)が試合を通じてどれだけチャンス機会を構築することができたか」を独自のロジックにより数値化した指標です。選手(またはチーム)に対する評価方法が様々ある中で、「シュート機会への貢献」という観点での評価に軸足を置い

エヴェラウド不調の3つの原因

昨シーズンリーグ18得点を記録し、大成功になったエヴェラウドの補強。それとは打って変わって今年はチームとともにエヴェラウド本人も、もがき苦しんでいる状況だ。今回はそんなエヴェラウド不調の原因について考えていく。 ■ファクトまずは昨シーズンのデータを含めた、ファクトデータをおさらい。 【昨シーズン】 36試合出場 先発35試合18得点  【今シーズン】 32試合出場 先発23試合9得点 →①昨シーズン、ほとんどの試合がスタメン出場だったのに対して、今シーズンは途中出場が

#鹿サポグッズ開発部

この度、#鹿サポグッズ開発部なるものを勝手に創設しました。 この記事では#鹿サポグッズ開発部がどのようなものかを簡単にご説明したいと思います! ■#鹿サポグッズ開発部とは何なのかひとことで言えば、サポーターとクラブを繋ぐ合言葉になります。決して堅っ苦しいものではなく、ハッシュタグひとつで繋がれるものです。 ■何をやるのか?まずはTwitterを中心に以下2つを進めます! ・日常生活で見つけた鹿島アントラーズのグッズアイデアや、鹿にまつわるアイテム、アントラーズカラーの

〜鹿島の背番号変遷〜 継承の条件とは

今回はアンケートでいただいたテーマを参考に、これまで伝統の番号を手にしてきた選手はどのくらいの成績を収めて継承してきたのか、また今後どのくらい成績を収めれば今の選手にもチャンスがあるのかを考える。 ※成績はACLを除く通算。 #2 内田篤人鹿島伝統の2番。その象徴でもある内田は高卒入団時に20番をつけていた。そしてルーキーイヤーの2006年に一年目ながら公式戦41試合2得点の成績を残し、主力として成長。その翌年から2番を受け継ぐこととなった。 #3 岩政大樹CBの象徴3