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Temple of Creation

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#俳句

ウクライナは俺が守る

案山子の絵を描こうと昔ながらの案山子を探しましたが、ネットではほとんどの案山子は本物の上着を着た人間もどきの案山子でした。 昔ながらの着物姿の案山子を見つけたら鬼滅の刃の竈門炭治郎の着物を掛けてみたくなりました。背景を稲穂の黄色に青空としたら今度はウクライナの国旗を思い出しました。完成したら、まるで炭治郎が「ウクライナは俺が守る」と言っているようでした。 ということで俳句はのんびりとした農村風景ではなく、急遽ウクライナ侵攻になりました。 戦禍避け春まだ浅しポーランド(は

下田港

北風になにごとも無しなまこ壁下田港はベリーの来航で有名ですが、関東にしてはなかなか風情のある街だと感じました。街にはなまこ壁の土蔵が並びペリーが下田条約を締結した了仙寺やハリスが領事館として使っていた宝泉寺が今も残っています。実は下田はわりと温暖なのですが、海風は結構強いので冬の季語北風を使わせてもらいました。吉田松陰が外国船に乗り込んだのもここ下田港からです。また勝海舟が山内容堂と会談を行い坂本竜馬の脱藩を認めてもらったのも下田の宝福寺です。ハリスに奉仕しただけで唐人お吉と