見出し画像

ウクライナは俺が守る

案山子の絵を描こうと昔ながらの案山子を探しましたが、ネットではほとんどの案山子は本物の上着を着た人間もどきの案山子でした。

昔ながらの着物姿の案山子を見つけたら鬼滅の刃の竈門炭治郎の着物を掛けてみたくなりました。背景を稲穂の黄色に青空としたら今度はウクライナの国旗を思い出しました。完成したら、まるで炭治郎が「ウクライナは俺が守る」と言っているようでした。

ということで俳句はのんびりとした農村風景ではなく、急遽ウクライナ侵攻になりました。

戦禍避け春まだ浅しポーランド(はる:三春)

ウクライナから避難した人の大部分は隣の国ポーランドで不安と寂しさの中でまだまだ寒い春を過ごしています。ウクライナへの支援は勿論ですが、ポーランドへの経済的な支援も必要だと思います。そして日本もコロナ対象外とか保証人なしでもいいとか、細かいことを言わないで無条件での避難民受け入れを示して欲しいものです。

露テレビと戦う春や無事祈る(はる:三春)

ロシア国営放送でニュースキャスターの後に立ちNO WARのメッセージを掲げた勇気のある女性スタッフ、ロシア政府による不当逮捕や暗殺がないことを祈るばかりです。本日現在は無事のようですが、彼女はロシアに残ると言っているのでとても心配です。出来れば海外に脱出して真実を伝えて欲しいのものです。(ロシアでは生放送は8分ずらして放送しているので、そのまま流れたのは不自然で、今回の騒動はロシア政府によるやらせではないかという説もあります。ロシアは言論統制をしていないというプロパガンダと言うことです。)

瓦礫踏むキエフの春を忘れまじ(はる:三春)

昔、「プラハの春」を教科書で学びましたが、今回のロシアによる侵略はそれを遥かに上回り、間違いなく歴史に刻まれる汚点であり暴挙です。侵略が終わってもウクライナ各地の再建は想像を絶するものだと思いますが、日本政府を含め各国の援助は今後とも必要ですね。

ウクライナ麦の波間の空青し(むぎ:初夏)

ウクライナの国旗のように青空の下で一面に広がる黄色の麦ばたけを再び見ることは必ず出来ると信じています。頑張れウクライナ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?