保安林での新たな発見と管理
先日、保安林を訪れた際に、思いがけない発見がありました。
手前のエリア(獣が怖くて奥には入れないのです)で杉と檜の枝葉を採取していると、地面から今まで見たことのない植物が生えているのに気づいたのです。
その植物は2つありました。
一つは赤い実をつけていて、鮮やかな色が目を引きました。
新しい植物が自然の中で成長していることに驚き、自然の変化や力強さを改めて感じました。
採取作業を続けている中で、杉の葉の先に丸いものがついているのにも気づきました。
また、木々の枝には枯れた部分もあり、「木も生きているのだから、こうした変化は当然だよね」と、当たり前のことながら新たに実感しました。
同時に、枝の適切なカットが木の健康を保つために重要であることにも改めて気づかされました。
山は緑だから、ずっーと緑なのだと思ってましたが、中では、こんな物語があるのですね
その中で、梅の木の周りにまで広がり、成長の妨げになりそうな枝も見つけました。
次回はノコギリを持参し、これらの枝を思い切って剪定しようと計画しています。
適切な管理は、木々や周りの植物が健康に育つために必要不可欠だと感じています。
また、以前に農林事務所で保安林の管理について
「木材はアロマの蒸留に使う分と木工作家さんとコラボして何か作れないか」と相談した際、森林組合は「切って売るまでがセットだから木部を使うのは無理だと思う」と聞いていました。
その後、森林組合に問い合わせたところ、補助金と売却益でほとんど費用負担なく作業が可能ではないか、という話でしたが、現地確認の結果、「切り捨てで73万円」という回答を受けて動揺してしまいました。
冷静に考え直し、なぜ切り捨てになるのか、具体的に何の木を何本切るのかを改めて確認しようと思っています。
もし、搬出が難しいから切り捨てるという理由であれば、自分で何とか利用できないかも聞いてみるつもりです。
このような問題も含め、保安林の維持管理にはまだまだ学ぶことが多いと感じました。
今回の訪問で得た気づきは、木々や植物も私たちと同じように成長し、変化し続けているということ。
自然の循環を理解し、その中で人間がどう関わるべきかを考えるきっかけとなりました。
この活動を通じて、自然との共生や保安林の維持管理の大切さを発信していきたいと思います。今後も気づきや学びを記録し、共有していきたいです。