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小田急線刺傷事件 -勝ち組と思われた事に喜ぶ女性(ツイフェミ)達-

この事件については既に記事を2本書いているので、出来ればそちらを先に読んで欲しい。

これまでに書いた記事の通り、私はこの事件を「フェミサイド」扱いする事や、「フェミサイド」扱いするツイフェミ達には疑義を持っている。

しかし、この記事を書いている時点(2021年8月17日)で、事件から既に一週間以上が過ぎているにも関わらずツイフェミ達はこの事件を「フェミサイド」だと(主にTwitterで)声高に主張している。

既に世間はこの事件の事を忘れて、マスコミ等の報道も次の事件へと移って行こうとしているのに、ツイフェミ達はまるで「この事件を忘れるな」「この事件を語り継げ」とばかりに、この事件の事を「フェミサイド」だと言い続けている

この事件にそこまでツイフェミ達が固執するのは何故なのか。

結論から言おう。ツイフェミ達は、女性(≒自分達)が勝ち組だと思われた事を内心では喜んでいるのだ。

①,フェミニズムは女性差別・女性蔑視に対抗する思想という大原則が有る。
②,その大原則を守るためには女性は弱者でなければばらないという前提が有る。
③,そのため、勝ち組だと思われた事を表面的に喜んではいけない。
④,勝ち組だと思われた事を表面的には喜べないが、内心では喜んでいて語り継いで貰いたい。
⑤,結果的に「この事件を忘れるな」「この事件を語り継げ」とばかりに、この事件の事を「フェミサイド」だと主張し続ける。(主張し続ける一番の目的は、この事件を出来るだけ長く話題にするため。)

この結論を断定できる根拠となる物が二つある。

一つは、フェの中心的人物4名が結成した「フェミやろ!!!!」というグループがある。このグループが不定期に行っている音声配信の31回目が、小田急線刺傷事件について語る内容だったのだが、4人とも嬉しそうな声のテンションでこの事件について語っているのだ。「女性が狙われ、被害者になった事」「容疑者が女性を「勝ち組」と評した事」をヘラヘラと笑いながら話している。女性という属性が「勝ち組」と評された事で、自分達も女性なのだから勝ち組として認められたと思っている様に配信内容からは聞こえる。
配信内で「怖くて絶望で声を上げなくてはなくなっている」と喜々とした声で言っている様子から果たして本当に怖いと思っていると聞こえる人がいるだろうか?

もう一つは、先日ニコニコ動画にアップされていた動画だ。
ツイフェミの主要人物の一人が小田急線刺傷事件の翌日にスペース(Twitterの音声配信機能)を使って行った配信を録音した物らしい。

動画の中でも言われてるが、「語尾に「けど(だけど)」や「が(ですが/だが)」という言葉が付くのは基本的にそこまでの話を否定する文脈の時だ。
それを踏まえて聞くと、動画の5分20秒前後で配信に参加した人物の一人が言っている「犯人から見れば勝ち組なんだよね、意味わかんねーけど」の部分は「犯人(≒男性)から(女性は)勝ち組だと認められちゃった」「でも、女性は弱者でないとフェミニズムの大前提が崩れるから、意味解らないという事にしとこう(でも、勝ち組だと認められて嬉しい)」となる。
それを示す様に、この部分の発言はテンションが高く喜んでいる様な声で発言されている。

ツイフェミ達にとっては、小田急刺傷事件は語り続ければ語り続けた分だけ
・女性が被害者になった「女性は弱者だと主張できる事案」
・容疑者が女性を勝ち組と認めた「女性の自己肯定感を高める出来る事ができる事案」
という、語り続けるだけで一つの事件で二度おいしい思いができる事件になっていると言える。だから語り続ける事が止められないのだろう。

であれば、アンチフェミはどうすればいいか。

この事件について一切語らず、この事件についてツイフェミが語り続けるのを完全に無視すれば良い。そうすれば、語り続ける人達の異常性だけが後に残るだけになるのだから。

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