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カラッポと私

彼に依存してたよ。


依存…って?

“本当は自分が
努力なり工夫なりして埋めるべき
{穴・傷・カラッポ}
を、彼に代わりに埋めてもらっていた”
という事


カラッポは
小さい頃からあって、

少しずつ少しずつ
まるで同級生の様に
一緒に大きくなっていったから、
自分の身体の一部みたいに
カラッポと居るのが当たり前になって。

カラッポのせいで、
遠回り。
カラッポのせいで、
八つ当たり。
カラッポのせいで、
満たされず。


全ての言い訳になる
カラッポで、
何もしない自分を守ってたんだね。

やっと気付けたよ。
人には見せず
こっそりと
隠し持っていた事も。

カラッポを
何で満たしていこうか、ねぇ
私の好きな新緑の公園と
楽しい音楽と
ワクワクすることを
ごちゃ混ぜに詰め込んで。

ギュウーっとやって
ワイワイと色を塗ってくよ。


カラフルにして
丸くして、
そこに
チョコンと置いてみよう。

ほら、
もう
私が作った
作り上げた
カラッポだよ。


彼に見せて
笑ってもらおう♪

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