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「気圧」とは 2/14

今日も気象庁HPから調べます。

まず、簡単版

気圧とは、上空まで続く空気が地面を押す力のことを言います。ふだんはあまり感じませんが、空気にもちゃんと重さがあって、地面には空気の力がかかっているのです。空気の流れ方や温度によって、この力が大きくなったり小さくなったりするので、高気圧低気圧ができます。例えば、空気が下向きに下りてきているところは、地面を押す力が強くなり、高気圧となります。反対に、空気が上向きに上っているところは、低気圧となります。また、暖かい空気より冷たい空気は重たいので、冬のシベリア大陸のように、冷たい空気があるところにも、高気圧ができます。

もっと上空を考えると、、

下の図は、気温の高度分布と大気層の区分の模式図を示します。
 縦軸の気圧と高度の目盛から判るように、高度で15km毎に気圧は約10分の1になります。  ある高度の気圧はそれより上の大気の重さに比例するので、 大気のほぼ90%はこの15km以 下に存在することになります。

大気の構造と流れ
赤い線は気温
K(ケルビン)は絶対温度
0℃=273k
対流圏圏界面は-50度



私たちにかかる1 気圧(1013 ヘクトパス カル)は1平方㎝当りの面積に約1kgで、1平方m に換算 すると100×100なので、 10t の重さがかかっている状態。
空気も原子や分子ですから重さがあります。

つまり指先にのった空気の重さは1kg
です。

Paとは、、

1パスカル(Pa)は、1m2の床の上に約100g〔1ニュートン(N)〕のものを置いたときの圧力。
「ヘクト」は100倍という意味です。

地球に降りそそぐ太陽エネルギーは、大気よりも地表面で吸収 される量がはるかに多い。このため、大気は地表面に近い層から 暖められ、上層と下層の大気の交換すなわち対流が起こります。  対流が活発で、上空ほど気温が低下する地上から高さ10~16kmまで の大気の層は、対流圏と呼ばれています。 雲や降水などの天気現象は対流圏で起こります。
 対流圏より上では、上空に向かって気温の低下率が小さいか、 逆に気温が上昇するようになります。 このような気温分布の大気 では、対流が起こりにくく成層圏と呼ばれています。  また、成層圏と対流圏の境界を対流圏界面といいます。 成層圏ではオゾン濃度が高く、オゾンが紫外線を吸収して大気が 加熱されることが、成層圏形成の主因です。
地球大気の大規模な運動
 地球に達する太陽エネルギーは、約半分を可視光線が、残りのほとんどを赤外線が占めています。
地球は、受け取った太陽エネルギーを赤外線として宇宙に放射します。 大気が受け取る正味の放射エネルギーは、低緯度で正で高緯度では負となり、 この放射の効果によって低緯度と高緯度の間に気温差が生じます。この気温差を解消するように、大規模な大気の運動が引き起こされます。 この運動は地球回転の影響を受けて、中緯度では西風となります。このうち、上層の特に風の強い部分をジェット気流といい、対流圏界面付近 で最大となっています。この西風により、中緯度の高・低気圧は西から東へ移動することが多いです。

大気の構造と流れ




おはようございます。
今日は気圧と気象病との関係を調べようと思ったのですが、気圧のことだけで終わってしまいました。
明日は気象病との関係を調べます。

こちらまた寒くなってきた朝です。
天気も西から東。
今日もいい日にしましょう。

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