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飲み会よりお茶会がしたくてレイトアフタヌーンティーへ行った話

後輩が退職するにあたり、数人で夜ご飯を食べる約束をした。
お店を予約するにあたり、悩む。

送別会というと、飲み会のイメージだ。
正直、私は飲み会が苦手である。
お酒があまり好きではないし、熱っぽい賑やかな雰囲気の中で話すより、ゆっくりじっくりと話をしたいから。

落ち着いて話せるご飯屋さんにしようかと思ったけど、そういうところって変に緊張してしまいそう。あと、恋人や特別な人と訪れる場所って感じだ。

私が最近、友達とゆっくり話すならアフタヌーンティーをよく選ぶ。
アフタヌーンティーを楽しむ活動=「ヌン活」が2022年の流行語大賞にノミネートされるほど、日本ではここ数年アフタヌーンティーが流行りである。
そこでふと、「アフタヌーンティー  夜」で検索してみると「レイトアフタヌーンティー 」なるものがヒットした。
昼間に提供されているアフタヌーンティーと同じものが、夜に提供されるらしい。
アフタヌーンって昼下がりみたいな意味じゃなかったっけ。

でも、面白そう。
後輩に提案し、レイトアフタヌーンティーを予約することにした。

アフタヌーンティーと比べると、レイトアフタヌーンティーの知名度はまだまだのようで、提供しているお店の数が少なかった。
名古屋だと三軒ほど。
今回は「ストリングスホテル名古屋」の期間限定マーメイドアフタヌーンティーを予約してみました。

夏もお盆を過ぎ、18時を回ると薄暗くなる。
ホテル内も照度は絞られていて、薄暗かった。
結構暗いな〜と思いながら席に着くと、キャンドルが灯された。ロマンティックだ……。
加えて、DJによるムードあるBGM。
なんて素敵な空間。

そしてさすがホテルのアフタヌーンティー。
セイボリーに焼き菓子、スタンドのスイーツたちがおいしいのはもちろん、バランスが良い。
アフタヌーンティーはスイーツがメインなので、甘すぎないことが大事だと思う。
レモンジュレやレアチーズムースが酸っぱいand苦いで程よいアクセントになっていた。
それに紅茶がおいしい。
「マリアージュ フレール」という紅茶ブランドの中の、ウェディング・インスペリアルに一口惚れした。
あと、緑茶にもブレンドされた香り高いものがあると知った。フルーティな緑茶との出会い。
残念なのは、私のスマホの性能が低いばっかりに、写真がブレブレであるところ……。
実物はもっと良いのです。

アフタヌーンティーといえばスタンド
(上段のメッセージプレートは内緒)
セイボリーと焼き菓子
スコーンに付けるマーマレードの苦味が美味い〜
杏仁パンナコッタとレモンジュレ
マーメイドらしい青のしっぽはチョコレート

ロマンティックさ、伝わりました?

夜にアフタヌーンティーを楽しむの、クセになりそう。
仕事終わりで疲れた身体にスイーツとラグジュアリーな空間が染みる。
もっとレイトアフタヌーンティーを提供するお店が増えて欲しいな。


▼エッセイ

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