読書記録「名前探しの放課後 / 辻村深月」
タイトルが既に謎っぽい、気になる言葉「名前探しの放課後」。
文庫本で上下巻なので、かなり長い小説だけど、読後の充実感がやっぱり他では味わえない。やっぱり辻村深月さんの小説が大好きだ〜。
この小説は青春ミステリーだけど、どっちかに偏っているわけではない。
青春要素もミステリー要素も詰まっていて、更にその要素が面白い。
この小説の大きな謎はタイトルの通り「誰が自殺してしまうのだろう」というところになる。
けれど、その周りの謎が多い。
自殺する人がわかったところで「どうやって自