地方の美大

昨日、ある画廊で面会した某地方大学の先生に話したこと。
地方にいることは画家になるためにはデメリットはありません。地方だから情報や人脈やアートに触れる機会がないということは、現代ではないからです。それは首都圏にいる学生が、メリットを活かしているわけではないことからもわかります。
むしろ自分に必要な情報や人脈や機会を自ら手を伸ばして得ようとするかどうかの方が、その人の人生を左右します。その意識改革こそ大事なのです。大学とはそうした意識を高める方法を学ぶ場所だと思うのですが、それを誰も教えていません。先生もそのことに気づいていなかったりします。だとすれば、外部から人に来てもらって、刺激を与えるしかないのではないか。少なくとも私はそういうつもりでいくつかの大学で学生に話しています、と。
すると先生は、学部長に掛け合って、私を呼びたいとのこと。近いうちに特別講義が実現することを望んでおります。

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