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爆速!出産記録!

4月初旬に息子を出産しました。
今回は出産を忘れないために、読み物にしたいと思います。


予定日がやってきた!

第一子を妊娠し、妊婦健診を受ける中で予定日を教えてもらいました。
息子の予定日は“4月1日“
究極の早生まれになると宣言されていました。

妊娠中はというと、いつも通り仕事をし、大きなトラブルもなく、産休に入ってからのんびり過ごしていました。
ほぼ運動もせず、時々心配した母と共にお散歩に出たぐらいです。

そして運命の4月1日。
この日も母が来てくれ、何気なく会話している時に母から
「 明日は来ないと思え!」
なんてセリフを言われました。
それだけ出産は突然くるもんなんでしょうね。

しかし私は、今日は違うなとなんとなく思ってました。
そんな私の思惑通り、この日は何もなく夜が明けました。

無事明日はやってきた


翌日2日。
この日も母がきて散歩に行くことになりました。
公園2ヶ所ハシゴしてメチャメチャ歩きました笑
さらに帰宅後もスクワットにダンスエクササイズと、急にガッツリ運動しました。

なぜここまで急に運動したかというと、あまり予定を過ぎてしまうのも良くないと聞いていたため

「今日陣痛がくる」と確信していたからです。

理由はありません。いわゆる第六感的なものでしょうかね笑
さらに驚いたのは、旦那が帰ってくるなり

「今日やな!草木がざわめいとる!」

と私と同じように今日だと確信していました。ただその日風が強かっただなんですけどね笑

でも、この発言には感動しましたね

あてもない予感があるからか、私自身も落ち着かず
ちょっとお腹が張る気がすると、何度も間隔を測りました。
実際は大まかに5分以内の軽い張りでした。でも痛みも大きな違和感もなし。
予想は外れたか…と思いつつ、スクワットをしてから眠りました。



それは突然に…!

1:30ごろ布団に入り、すぐに眠りにつきました
ふと目が覚めたのは2:30
すぐに目覚めの原因が腰痛だと気付きました
が、さらに私は気づくのです
痛みが尋常ではないことに!そして陣痛だということに!

自分でもはっきりわかる今までにない痛みでした
動けないほどで、すぐに間隔を測ることに
しばらく測ってアプリを確認すると、すでに間隔は5分以内!
リビングでゲームをしている旦那にラインを入れ、産院に電話。すぐに来院の指示が出ました

痛みが少し落ち着くまで待ち、リビングへ
腰をかがみながら、旦那に「来たかもしれん」と伝えました。すると
「え、あ!すいません、嫁がつわりがひどいのでぬけます!」と叫びオンラインゲームを中断。
もちろんつわりじゃないですよ。
「陣痛じゃ!」とキレましたよ笑

荷物を準備してすぐに車で産院へ
実家に連絡しながら約15分ほど車で向かいますが、
旦那も焦っていたのか、信号無視しそうになってました笑

産院に到着後、産褥ショーツを履いていないことを怒られながら、すぐに状態確認を行ないました。

「子宮口7・8㎝開いてるね。分娩台行こうか」
とのこと!
陣痛間隔が短いなと思ったら、すでにそんなに開いていたとは!!!
そしてあれよあれよと分娩室へ…!


痛みとの戦い


分娩室に入って、いよいよか!と思いましたが
まだ待っててね〜と。
子宮口が全開ではないので分娩台の上で待機することに。

右下に横を向きながら丸まって待機していると
とんでもない腰の痛みが!!!
「いたたたたた!」ぐらいだった陣痛ですが、次第に声を上げて耐えないといけないほどに
あーあー唸りながら痛みに耐えます。
さらには息も切れてきて、常にはぁはぁ言ってました。

立ち会い希望だった旦那も隣に待機しており、腰をさすってくれていました。
これがありがたいのなんの!
腰の痛みを誤魔化せたので、呼吸に集中でき、落ち着けました。

待ちながら助産師さんに「大便したい感じがあったら、赤ちゃんおりてきてる証拠やからね。頑張って耐えてね」と言われました。
ほんまにそんな感覚なんかー!?と思いましたが、ほんとに便がしたい感覚なんですね!
耐え難くなって「便したい感じきましたーー!!!」って叫びました笑


ついに運命の時!

私の叫びを聞いて助産師さんが内診
少しずつ産む準備が開始

よく見る足上げ開脚の姿勢になり、痛みが来たら力入れて!
とのこと。
だがこの姿勢、私はとても力(りき)みにくかった!
力みが足りないので頑張ろうとするも、思うように力が入らない。
おまけに腰の痛みをカバーしようと、反射で腰を反ってしまう。すると
「お尻落とさな赤ちゃん出にくいよ!」と怒られる。

うるせぇ!痛いんじゃボケ!と思いながら、言う通りにしようとする。
でもできない。まさにぴえん🥺
今まで経験したことのない力の入れ方と姿勢。
これを突然やれと言われても無理だぜ…

助産師さんは、子宮口を広げながら
「なんか運動してた?」と私に聞きました。
「妊娠前に腹筋頑張ってました…!!」
「んー、そっか」
なんだったんだ、今の!?
という会話もありました

形容し難い痛みと、無理難題と思える力みを行いながら、
いつのまにか酸素マスクをつけられていました。
また、なぜか足が震えて止まらない。
とにかく必死でした。
次は絶対帝王切開にしよう!と決意しました笑

頭が出てきた!
と助産師さんからの声かけ後、少し間が空いてドクターの登場
ここまでならないと来ないの!?
と思いながらも相変わらず必死。

手には会陰切開のためのメス
はっきりと見えました。人生初めてのメス
ちょっとドキッとしましたが、1秒もしないうちに
「はいはい切るのね、早く切ってくれ!!!!!!」
と、とにかく産むことに必死

いつの間にか切られ、そこからはあっという間

「旦那さんカメラ用意して!」
と助産師さんが声をかけて少しすると


ズルン

という感覚。

そして泣く少し紫色の赤ちゃんが胸元に。

あぁ、この子がお腹にいたんや


4月3日5時39分

「はじめまして」



旦那は何してた??

無事産まれた我が子は処置・測定
私は胎盤排出と切開の縫合。縫合中余韻で唸っていると
「もう声出さなくていいから」と怒られました。

自宅出発からずっと付き添ってくれた旦那
私が痛みに耐えてる間に腰をさすってくれたり、力む時に頭を支えてくれたり
一緒に頑張ってくれました。
何よりありがたく感激したのは、
私のスマホを使って、私の母に状況報告のラインを逐一送ってくれていたこと

コロナで病院にも入れない義理の両親を気遣い
産まれる前まで連絡をとってくれていました。

これは立ち会い出産予定の旦那様、皆さん見習って欲しいと思いました笑

ちにみに両親は実況を見ながら、仏壇に祈ってたそうです笑

そんな旦那さん、夜中で疲れもあり分娩台で安静中の私の側で仮眠。
私が病室に行くと同時に帰ってきました。

助産師さんに
「旦那さん、目真っ赤っかやけど運転大丈夫かな?」と心配されました笑
後で聞くと、お友達と電話しながら帰ったそうです



出産が終わった

陣痛開始から誕生まで3時間
実際体感としてはもっと短かったように感じます。
産後すぐは大変なお産だった思っていたけど、こうやって振り返れば
とても安産だったと思います。

お産行為は下手くそだったのに、短い時間で安全に生まれて来てくれました。
さらに妊娠している時も全く負担もなく、健康に過ごさせてくれました。
現在、出産して7ヶ月が経過しました。離乳食もしっかり食べ、しっかり寝ます。

なんていい子が私の元に来てくれたんだろうと今でも思います

とてもスムーズだった妊娠と出産
スムーズ過ぎて初産だとは思えませんでした。
もし2人目が産まれる時はどうなっちゃうんだろうと思います笑



大切な我が子へ
ちゃんと伝えられるように覚え書きでした


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