「自分は一人ぼっちだ」という思い込みで苦しむ
辛い。辛かった。
過去形なのは、とりあえず今現在、辛さが顔をひそめているから。
今の仕事に就いて3年目。精神年齢の幼い僕は、なんだかんだでアラフォーになってしまった。心は完全にまだ中学生とか高校生なんだけどなぁ。妻も娘もいる身でなんだけど。
仕事が辛い。いや、正確に言うと仕事中の精神状態が辛い。
ネガティブな考えが頭をグルグルしはじめて、自分にとって最悪のストーリーが展開されていくのだ。それは、仕事ができていない自分から始まって、周囲の人との関わりに繋がっていく。
まあ、「仕事ができない」なんて曖昧なフレーズは、単なる定型文とか常套句のようなもので、何も考えていないのと同義なんだよな。
とはいえ、その「自分は仕事ができない」という部分からどんどんネガティブな思考がグルグルしていくので、本当にしんどかった。
「自分は仕事ができない」という考え(思い込み)から展開されるのはいつも、自分は一人ぼっちになるということだった。
「あーあ。結局いつも自分は一人ぼっちだ。」
「やっぱり自分のことなんて、誰も気にしちゃいないんだ。」
「やっぱり自分は、誰からもわかってもらえないんだ。」
こんな言葉が浮かんでくる。
これってつまりは、自分が自分のことをどう思っているかってことなんだ。
いわゆるセルフイメージってやつ。
僕は一人っ子だ。そこから全てが始まっていると言ってもいい。
小学生の頃は、自分の地区から通っている児童は僕だけだったから、いつも隣の地区と一緒になって地区の行事をしていた。
小学校高学年で学習発表をする時があったんだけど、その時みんな思い思いにグループを作って発表していくんだけど、なぜか僕は一人になってしまった。
まあ、この思い込みを強化するような思い出は、そうやって考えるとたくさん出て来るんだけど。そうやってサーチしてしまうのだ。
「自分は一人ぼっちだ」なんて全然ないってことは、頭ではわかっているつもりなんだ。確かに兄弟は居ないけど、両親は元気に生きているし、今は自分の家族がいる。妻がいて娘がいる。
わかっているけど、どうも体に染み付いているみたいで、何かをきっかけにして「自分は一人ぼっちだ」が全面展開されることがあって辛い。
今のところ、この辛さを克服したり消したりすることはできないし、今後したいかどうかもわからないけど、とりあえず自分の頭の中を外に出す目的で書いてみた。
同じように、自分の思い込みで苦しんでいる人に届いたら幸いである。
一緒に進んでいこう。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?