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(前編)「みやぎにじいろパレード2021」を開催しました

にじいろCANVAS

こんにちは。にじいろCANVASのこぐまです。2021年7月18日、「みやぎにじいろパレード2021」をオンラインで開催しましたので、レポートの前編をお届けします。

昨年、開催を目指しながら新型コロナウィルスの感染拡大のため中止となってしまった「みやぎにじいろパレード」。
今年こそは! と企画を進めていましたが、状況はなかなか収まらず、感染対策をしながらパレードを行う方法として、①サイレントパレード、②プライドミーティング、③交流会 の3つの企画をオンラインで開催することとなりました。
サイレントパレードの生中継、そして続けて配信したプライドミーティングは、生配信中にYouTubeで320回、Twitterで261回再生を記録しました(尚、Twitterでの配信が途中で途切れてしまい、申し訳ございませんでした)。
また、交流会にはスタッフを除き21名の方にご参加いただきました。
ご視聴・ご参加くださった皆さま、本当にありがとうございます。

パレードとプライドミーティングについてはYouTubeでアーカイブを視聴できますので、まだの方はぜひご覧ください!
動画はパレード終了後も再生回数を伸ばし、2021年8月10日現在で970回以上再生されています。ありがとうございます!

スローガンに込めた思い

プライドパレードには色々な意味があるよね、と何度も話し合いました。
互いに祝福し合い、エンパワーすること。
街の人々の目に触れ、性的マイノリティの存在を知ってもらうこと。
そして、私たちが実現したい社会のあり方を訴える政治的なアクションという側面。
「みやぎにじいろパレード」のちょっと長めのスローガン、「多様な性を描こう そのままの色 それぞれの色 うけとめて にじにつないで」には、こうした意味や、これまでの「プライド」の歴史の連なりの中に私たちもいて、そのバトンを未来へつないでいきたいという願いが込められています。
以下は、フライヤーに掲載したパレードの趣旨です。

レズビアン・ゲイ・バイセクシャル・トランスジェンダー、他の性的マイノリティも、マジョリティも、多様な性を生きる一人です。そんな人たちが互いの性のあり方を尊重していけるまちをこの宮城にもつくり、そしてひろげていくために、みやぎにじいろパレードを開催します。

サイレントパレード

「サイレントパレード」では、感染症対策のため撮影隊を含め10人弱の編成で仙台市の中心部を行進しました。
レインボーのマスクを着け、声は出さずに、スケッチブックに書いたメッセージをプラカードのかわりに掲げて歩きました。メッセージはにじいろCANVASのミーティングで募ったものです。

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一般参加者の募集はしませんでしたが、スタート地点の肴町公園に応援に駆けつけてくれた方もいました。「サイレント」なので開始のメッセージもスケッチブックに書いたものをカメラに掲げ、スタート。

生配信のため、カメラとして使うスマートフォンを持った撮影隊も一緒に歩きます。
配信で参加する人にも楽しんでもらえるよう、同じ画面の中でハッシュタグ #みやにじ で寄せられたメッセージを紹介したり、パレードの現在地を表すフラッグが地図上を移動したり。
カメラのアングルにもこだわり、撮影チームと配信チームがこの日のために、何度も打ち合わせやリハーサルを重ねて準備をしてくれました。
配信では聞こえませんが、カメラ隊には配信チームから「次、1カメに切り替わります」「〇〇さんのメッセージ動画流れます」と絶えず指示が飛んでいました。
仙台の街の様子や景色もお楽しみいただけますので、ぜひ、ぜひ、アーカイブを見ていただきたいです!

余談ですが、何度か実施したリハーサルの日はずっと小雨や薄曇り。しかし本番直前に梅雨が明けると、一転、当日は30度を超える猛暑&快晴となり、スタートした一行に真正面から容赦なく太陽が照りつけました。このため、前方で撮影していた共同代表・真さんのスマートフォンがアツアツになって一時撮影できなくなってしまうというアクシデントも……。

さて、今回用意したフライヤーは、裏面が6色のレインボーフラッグになっていました。
パレードのコース沿いのお店にフライヤーを配り、当日フラッグを掲示していただけるようお願いすると、たくさんのお店が応じてくださいました。
撮影隊は事前に確認していたようなのですが、わたしはパレード本番が初見。「あそこにも、ここにも!」とフラッグを見つけるたび興奮し、励まされました。
晩翠通り沿いのBar Salomeさんはフラッグを何枚もつなげて華やかに飾ってくださっていました!

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励ましてくれたのはフラッグだけではありません。パレードのことを知って沿道に応援に来てくれた人、歩道を一緒に歩いてくれた人、なんだかわからないけど手を振ってくれた人。
今はわからなくても、例えばこれから性的マイノリティに関する情報に触れたときに、「あのパレードってこのことだったんだ。自分の地元にもいるんだな」と思い出してくれたらいいなと思います。

買い物客で賑わう一番町商店街、ジャズバンドのライブが行われている定禅寺通りを抜け、ゴールは国分町の元鍛冶町公園。ゴールの瞬間を捉えるため、撮影隊がダッシュで先回りしてくれます。

公園に入ると、何とサプライズで、フライヤーのイラストのレインボー吹き流しをイメージしたゴールテープが用意されていました。沿道から応援してくれた方もゴール地点に集まり、現地と配信とでたくさんの人に見守られながらのゴール。
「歩いてみてどうだった? 」
"サイレント"なので、それぞれが感想をスケッチブックに書いてカメラに見せました。

これまで私たちにじいろCANVASが行ってきたイベントは、屋内で、内容に興味を持って来てくれた人たちを相手にしたものでした。
個人的な感想になりますが、外に出て、偶然通りかかった街の人々の前に、性的マイノリティの象徴であるレインボーフラッグを掲げて姿を現すのは、なんだか不思議な感覚がありました。普段はわたしたちも、彼らの中に紛れて、セクシュアリティのことは言ったり言わなかったりしながら、この街で暮らすごく普通の市民です。逆に、今日偶然パレードに出くわした人たちも、普段、何かの当事者であることを背負ったり背負わなかったりしながら暮らしているんだろうな。そんなことを思いました。

(後編につづく)

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