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エプロンと割烹着

キッチンに立つ時、
私は必ずエプロンをする。
お腹あたりが濡れてしまうのだ。

キッチンの流し台の高さとか私の背の高さとか
関係してるのだろう。

長袖の時期になると、
エプロンと割烹着を重ね着する。

腕が短いので、
袖丈直しをしてない服は、
たくしあげてても落ちてきて、
袖口が濡れてしまうのだ。

腕ぬきでも良いのだが、
割烹着は温かくていい。
我が家のキッチンは寒い。

割烹着は畑仕事や陶芸でも着る。
私には何枚あっても困らないものである。
けれど、最近はエプロンを着けない人も多いみたいだ。

先日、陶芸の日にエプロンを忘れたと言うAさんに、
私のピンクの割烹着を貸してあけた。

私はその日、作品をヤスリで削ろうって思っていたから、
割烹着をちゃんと用意してたけど、
忙しくて削りが出来ず割烹着を使わなかった。

Aさんは私より年上で年配の方だ。
なのに、割烹着を着たことがないと言う。
そしてピンク色も初めて着たと喜んでいた。
そして暖かくていいと。

Aさんはその割烹着が超お気に入りで
わけてくれないかと言う。
もちろん、割烹着をたくさん持ってる私は差し上げた。

最近体調がよろしくないらしいAさんは
お歳のせいもあって
買い物に行くのはしんどいくなったと言う。
それでも陶芸は楽しみで通っては来てる。

Aさんからどうしてもと、
差し上げたピンクの割烹着代だと
たくさんいただいてしまった。
なので、買い物ついでに割烹着を買ってあげた。

今日、陶芸の会なので買った割烹着を持って行ったら、
Aさんが欲しかったのは
あのピンクの割烹着だけらしいことがわかった。
また余計なお世話をしてしまったらしい・・・・。

私には割烹着はいくつあってもよいものなので
自分が使えばいいのだけど。
なんだかな~断捨離などというものが流行るから
本人にとっての最低必要品以外は贈られても迷惑らしい。

昔はよく何かのお礼とかに
女性にはエプロンや割烹着を贈った。
誰でも使うものだからと。
そういう考えはもう
全く当てはまらないのだと考え直した。

けれど私はエプロンも割烹着も大好きだ。
で、はたと思いついた。
そうだ!割烹着を作ろう~!
ワンピースみたいなおしゃれな割烹着。

これからの季節、我が家のキッチンは寒い!
だから、暖かい裏地を付けたり裾を長くしたりして、
おしゃれなワンピース風割烹着を作って
ソーイングを楽しもうって。
たくさん作って、今年の冬のキッチンを快適にと。

今年は暖房代が心配だからちょうどいい。
おし!頑張るどー。







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