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2022のかぼちゃ

今年はたくさんカボチャを植えた。
ずっとカボチャは、イノシンに食べられてしまうので、
植えるのを止めて諦めていた。
イノシンはさつまいも、里芋、とうもろこし、カボチャが大好きである。
柵をしても、イノシンの意地に負けて入られ、
食べられてしまうのだ。
生きるのは食べること、
イノシシも命がけであるのだから、無理もない。

けれど今年は、電気柵が手に入った。
なぜかって?今年から米作りをやめたから、
田んぼに使ってた電気柵を畑に取り付けることが出来た。
畑用に電気柵を買えばよいのだが、
いくら被害にあっても、なんだか買う気にならなっかたのである。
しかし、あるものなら使う。
無駄なく使うのが、私。

ところでなぜ?米作りをやめたかといえば、
農業機械が修理不能となり使えなくなったからである。
農業機械はメチャクチャお高い。
それでいて農業機械は、
トラクター・田植え機・コンバインと
大型機械は最低でも3台はいるのだ。

でも農業機械はないと米作りは少人数では出来ない。
米作りは採算の合わない農業である。
それでいて、昔ほどお米も食べない。
大金はたいてまで米作りをする気力のある人は今は少ない。

農業機械が壊れて米作りをやめてしまう人は多い。
うちんとこでも、米作りをやめる人ばっかである。
米作りでは、競争や争い、協力や助け合いなど、
連帯感もあったが、見事になくなった。
田んぼはもう荒れ放題である。

土地はあっても、野菜を作ってる人も少ない。
年配の方がほとんどである。
私と同年代のお嫁さんはは、草取りさえ旦那さん任せである。

さて、カボチャの話の戻して、
夏野菜の苗を植え付ける5月前に、私はカボチャの種を植えた。
スーパーでニュージーランド産のカボチャを買って、
その種をたくさん植えた。
どうせ、全部は発芽しない、育たないと思って。

株間は本当は30㎝位はあけないといけないのに、
なんせたくさんある種なんで、間隔あけずにたくさんまいた。
なぜか?全部発芽した。
そういう時には、なぜかそうなる。

カボチャはどんどん育って、畑を占領した。
どんどん蔓を伸ばし、葉を茂らせた。
でも、最初実付きは悪かった。
育て方が悪かった?と原因不明だが、反省したが、
近所のおばさんが「今年はカボチャが生らない」って。
私のせいではなく、お天気の具合だったらしい。

それでも、それなり徐々にカボチャが生った。
おかげさまで、電気柵様、イノシシ被害はない。
今、シシトウや長とうがらしは辛くなって食べられないから、
頑張ってカボチャを食べてる。

今までカボチャがたくさん取れたことがなかったので、
私のカボチャレシピが少ない。
それでもやっぱりカボチャは煮物が私は一番美味しいと思うので、
半分はカボチャの煮物にする。

残りの半分は、蒸す。
それをカボチャサラダにしたり、カボチャのポタージュにしたり。
カボチャプリンが美味しいから、初チャレンジしてみる。
初めてはやっぱりうまくいかない。
作る度に、少しづつ上手くなってるよな気はする。

今日午前中、台風11号の影響で強風が吹いた。
油断して、対策してなかった私は、
ピーマン類が倒れやしないか、ひどく心配した。
ピーマン達は、踏ん張ってくれて倒れなかった。

カボチャ達は、強風に煽られて蔓が移動している。
夏は終わりつつあるが、カボチャ達は花盛りである。
もう少し待ってみようかと思ってる。
カボチャに占領されてる、広くない畑なのだが・・。

カボチャと一緒に植えたバターナッツやぐるめペコを、
突然みつけたりする。

少しづつ、秋冬準備をしながら、
頑張ってる夏野菜も見届けたいと思ってる。




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