![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/141091119/rectangle_large_type_2_e36445c32c8f396b1f02f57fa201c479.jpeg?width=800)
モミジの「プロペラ」? 翼果を見る初夏
山口県周南市鹿野のまちなかを歩いていると、ふとモミジが目に留まりました。
もちろん、まだ紅葉はしていない緑色の葉っぱだったのですが、葉っぱの間に見慣れないプロペラのようなものが見えて、なんだろうと思って撮影したのが冒頭の写真です。
そもそも、これってモミジなのか、もしかしてよく似た別の植物だから、こんなものが出ているのか……? と思い調べてみたところ、どうやら翼果という果実の一形態のようでした。
風に乗って種を遠くへ飛ばし、子孫を広げていくためにこのような果皮を持っているようです。
モミジというと、イメージするのは秋の真っ赤に色づいた姿。
しかし、もちろん春も夏も冬も、モミジの樹が消えてなくなるわけではありません。
ふと見かけた「初夏の姿」に、これもモミジの姿の一つなのだと感じることができた一瞬でした。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?