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edcと持ち歩き手段を考える

以前の記事で、ミニマリズムに関する記事を投稿したことがあります。

その考え方の影響を受けたことの1つに、「edcするものを1つにまとめたい」という気持ちが常々離れないのです。

edcとは、「every day carryエブリディキャリー」のことで、ようは「日常的に持ち歩くもの」のことをさします。

ポケットなどに入れて持ち運んだり、バッグに入れて持ち歩いたり……としている人が多いかと思いますが、ポケットに入れると揺れて気持ち悪いし、あんまり大きなバッグも持ち歩きたくない……そんな思いもあり、自分にとってのedcは何で、どんな手段で持ち運ぶのかな、と考えてみました。

ふみぞうの「edc」

スマートフォン

galaxyZfold3。さながら「ポケットサイズのノートパソコン」。

何はともあれ、スマートフォンから。
以前も「創作ツールとして買い」と紹介したgalaxyZfold3が現在の相棒です。

スマートフォンとしては規格外の価格だったのですが、ネットサーフィン、電子書籍、執筆作業、さまざまな場面で「買ってよかった」としみじみ感じさせられる逸品です。

今後、youtubeに手を出そうかな……なんて構想中の自分にとっては、撮影機材としても活躍してくれそうな予感がします。

しかし、これまでedcにフルオーダーの革財布を愛用していた自分が、今回の記事のタイトルにもある「お財布ポシェット」へと転換する原因を作り出した元凶でもあります。

家の鍵+スマートキー

これも田舎町に暮らす以上切っても切れない存在である「鍵」。家の鍵だけではなく、地方都市の宿命である「自動車の所有」という問題から、スマートキーも持ち歩いています。

よく「ミニマリスト向け」なんて言われる小型財布が自分自身に絶対にそぐわない理由が、実はこのスマートキー。

お持ちの方なら納得だと思いますが、これがとにかく分厚く、かさばる代物なのです。
通常の2倍以上分厚いスマートフォンとスマートキーの存在をどうカバーするか、これが自分がedcの携帯を考えるうえで懸念事項となってしまっているのです。

ほんと、薄いスマートフォンと薄いスマートキーがあったら、少なくともオーダー品でなくても対応できるような気がするんだよなぁ……。

お金

世の中キャッシュレス推しですし、自分も基本的には電子マネーをガンガン使っているのですが、田舎ゆえに現金オンリーの対応店舗が多かったり、電子マネーだけしかないと停電した時に冷や汗が流れそうになるということもあって、現金は少しでも抱えておきたいと思います。

小銭も、だんだん預入が難しくなっているので、あまりため込めないのが現実ですが、ちょっと自動販売機を使いたいときにはやっぱり必要になってきます。

そんなわけで、何万も持ち歩くわけではないのですが、やっぱり現金は手放せないのが現実ですね。

カード類

現在持ち歩いているのは、「クレジットカード」「運転免許証」「健康保険証」の3枚です。

ポイントカードについては持ち歩かない主義ですし、運転免許証も将来的にマイナンバーカードで事足りるようになれば、クレジットカードとマイナンバーカードの2枚持ちになりそうな気がします(健康保険証は紐づけ済)。

あまりゴチャゴチャ持ち歩いても管理ができなくなりそうなので、なるべく減らして減らして……とした結果、ここまで落ち着きました。

1枚の重要性は高くなっている、ということでもあるので、扱いに気を付けなければならなくなってしまったわけですが……。

頭痛薬

これも超重要アイテムなのですが、自分は片頭痛持ちのため、それを抑える頭痛薬は絶対に必須なのです。

特に気圧の関係で曇りになると大変な危険信号がともります。首筋が固くなってきて、目の奥やこめかみの付近がグリグリと抉られるような嫌な感触にやられてしまい、冷や汗が出るほど痛みがひどくなります。

こうなると仕事どころではありませんので、速攻で効く頭痛薬は財布に1回分、通勤バッグにはさらに2回分を常備しています。
お守りみたいなものですね。

これらをまとめるポシェット

冒頭の写真。オーダー品でかなり小ぶりです。

いわゆる「男が最低限持ち歩いていそうな3点」である、鍵・金・スマホのセット+αを、自分もedcしていることになります。

弁当がない時は、これに職員証(定期券入り)を追加しておけば仕事にも行けるので、仕事の場合は4点セットで通勤することができます。

では、これらをどうまとめていこうか……そう考えて、通販サイトを見まくって、実際に買ってみて……を繰り返し、ようやくたどり着いたのが「お財布ポシェット」でした。

長財布に固執していたのですが、結局ポケットに突っ込んでいないこともあったり、そもそも重すぎてポケットに入れるとバランスが崩れたり、分厚いスマートフォンを収納できる財布は、実は市販品だと1つも見たことがありません。

そこで、ストラップが付くとはいえお財布ポシェットにしてみようと思い立ちました。ポシェット、というと女性向けのアイテムのように聞こえますが、メンズのものもいくつか発売されています。

工房での名称は「双子バック」でした。

自分が使っているのは、青と茶のバッグを縫い合わせて作られた、はんぷ工房「結」製のバッグです。

はんぷ工房で作成されたもののため、当然帆布でできているので軽いのですが、雨や汗には気を付けないといけないなと気を付けつつ使用しています。

これ1つで、どこへでも

このお財布ポシェットは、青側に札・カード入れと小銭・薬入れ、鍵など財布的な内容のものを、茶色側にスマホを入れて使用しています。

左手一本でファスナーを開閉させ、鍵やスマホを取り出すことができる仕様に作ってもらっており、ストラップを短くして小脇に抱えるようなスタイルで使用しています。パーカーに隠して持ち歩けるので、少しだけ防犯にも期待ができます。

休日なら、このポシェット1つ小脇に抱えれば、ぶらっと出かけることができますからとても便利です。縫い合わされたバッグの真ん中にも小物を入れることができるので、マスクを収納することもできますしね。

なるべく身軽に、それでいて持ち歩きたいものには妥協せず。
突き詰めた結果が、ようやく結実したように思います。

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