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繊細世界

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この性質をもつ人々について学んだことの多くは、Elaine N. Aronの著書、「鈍感な世界に生きる 敏感な人たち」からです。 ■高感度の人々(HSP)は1990年代に開発さ…
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2021年3月の記事一覧

新しい季節と新しい未来

私は元々大きな変化が苦手です。 でもそれでは何も変わらないので、実は一歩一歩怖がりながら進んでいます。 毎年慣れた環境で、ヒト・モノ・コトがルーティン化し、『これでいいのだろうか?』と問い続けた時期もあったのですが、ここ1年で考え方が大きく変わって、これからもどんどん進みたいと思っています。 気づけば、周りの関わる人たちが変わっていました。自分ごとのように、背中を押してくれる人たちになっていて、色んなことを教え助けてくれたから、私も感化されたのです。「目に映るものは鏡」そ

「見た目」や「形」から入れば良い。

誰もが外見に見合うような、中身の素敵な人になれるという話。 私は、周りの人の視線を強く意識しているからこそ、見た目を大切にします。服装や身だしなみに気を配り、デザインの優れたものを好み、何をやる時も「スマートに」を心がけます。 しかも私個人としては、いくら見た目を追いかけても、中身が「おざなり」になっているという感覚はありません。むしろ、外見を整えることで、自分の中のハードルが上がり、高い志を持つようになったのです。 私たちはスマートに見える形を意識しているうちに、内面

私とあなたの「化学反応」 の話。

「人に出会う」ということ。 私は人といる時、自分のスタイルを一旦脇に置くようにしています。相手を立てることで、「あの人は何を持っているのか」、「相手にあって自分にないものは何か」、そして「私は人からどう見られているのか」をよく知ることができるからです。そのため、自分の中にいつも誰かの存在が大きく関わっていることを実感するのです。 人に出会って刺激を受けるということは、日々新しい世界を発見し、素敵なことや閃きに出会うこと。それは「自分がない」とか、「人の意見に流されやすい」

ニュピで体感した目に見えないあらゆる物事。

昨日はバリのお正月(ニュピ)でした。ニュピはサカ歴のお正月。 サカ歴は、太陰歴というものと太陽歴を組み合わせたもの。ニュピ当日バリ島の中にいる人間全てが、日の入りと共に、静寂、外出禁止、火や灯りの使用禁止、などといった世界的に稀な過ごし方を徹底します。なぜならば、ニュピはバリ島全体に宿る邪気を追い払う大切な日。バリが「神々の宿る島」と言われているのは、歴史や宗教的文化に基づいた暮らしを代々受け継ぎ、尊重しているからです。 私は、「Spirit(魂)」のことを学ぶ機会がなく、