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支援米1トンと簡易トイレ1万8千回分を能登へ

 日々変わる被災地の状況と被害の実態が明らかになるにつれ気持ちが沈みます。それでも被災した農家の前向きな言葉を聞いて少しでも力になりたいと感じました。そんな林さんちには、続々と支援物資が集まっています。その輪も全国に広がりつつあります。総力戦で行きます。

1、支援米1トンと簡易トイレ1万8千回分を能登へ

 能登半島地震から1週間が経つとようやく支援の方向が定まりました。能登への支援物資輸送のルートがある野々市市の「のっぽくん」を通じて「簡易トイレ」「ボディシート」に特化して集めることにしました。他にもいろんな生活用品の要望がありますがそれぞれの避難所でも状況が違うので必要か必要じゃないを判断出来ない。さらにたくさんの種類の生活用品が集まっても管理出来ない。そこでのっぽくんと相談してトイレ関係とお風呂の代わりに身体を拭けるボディシートに絞りました。それを青年塾東海クラスに情報を流したところ簡易トイレが1万8千回分届きました。私も簡易トイレは、初めて扱うので知らなかったのですが今回要望したのは、「便袋」「凝固剤」「手袋」のセットです。他にも組立式の段ボールトイレ、携帯用のトイレ、トイレテントと言った防災用品があるのでいくつかそのタイプも届きました。それは、それでピンポイントでニーズのある避難所に届けることも出来ました。

 ただ困ったのがAmazonやアスクルで届く支援物資。中身も送り主の記載も何もなくて全部開封しないと分からない。さらには、Amazon段ボールが弱くて多くが破損していて林さんちの段ボールに詰め直しと仕分け作業が生じてしまいました。能登半島地震後に多くのボランティア団体が支援物資募集を開始しましたが速攻でパンクしたのもうなづけます。好意からの支援ですがこういうところがボトルネックになるんだなと痛感しました。しかし中身が分かるようにとお願いしてからは、分かる形で届くようになったので助かりました。そこへ東日本大震災で福島県の子供達を石川県に呼んで支援した「ふくしまっ子チャレンジスクール実行委員会」さんから支援米1トンの要請がありました。1トン!でも被災地で炊飯出来るのか?と思いましたが「被災地からの要望」と聞いて支援を決定しました。

「ふくしまっ子チャレンジスクール実行委員会」https://www.fukushimakko.jp/

支援物資がたくさん届くも仕分けが大変でした・未だに手探り状態の能登の支援・2023
https://youtu.be/dPstEtp5mHY

 1月9日に社員さんが全員無事出社で仕事始め。でも今は、住んでいない実家が能登にある社員さんがいて聞くとおそらく倒壊しているが見に行ってないとのこと。無事と言っても直接間接を問わず被害を受けてない人は、少ないと感じました。普通に仕事始め出来ることに感謝してカキモチ作りと糀作りに全開突入です。そして1月11日に恒例の消防団での献血に市役所に行きました。特にこんな時だからこその献血でした。献血後に石川県農業法人協会の緊急会議でオンラインでしたが能登の理事達の被害状況の報告を受けました。どこの施設機械の被害が酷くて農地と用水の状況は、見に行ってないとのこと。農業法人らしい悩みとして1月の給与支払いから始まり今後の雇用の問題が一番困っているとのこと。営農意欲は、皆さんあるけどこの問題は、切実でした。何とか雇用に関しては、働く場所も含めて支援したいと感じました。しかし春は、もうすぐそこまで迫っています。本当に悩ましいです、、( ̄▽ ̄)

無事に全員出社で仕事始め出来て良かった・カキモチ作り開始だが社長も緊急参戦・2023
https://youtu.be/xBmIvdwZbW0

カキモチ型出し開始で糀発酵2回目突入・今日も支援物資を搬入しました・2023
https://youtu.be/IfHNf4DDYTs

消防団で恒例の献血・能登半島地震で石川県農業法人協会の緊急会議・2024
https://youtu.be/hQ-Cbnnh928

 支援米を1トン、、つまり5キロ×200袋の準備を開始。今回は、真空精米じゃなくて紙袋での発送にしました。真空精米だと道路状況が悪いと空気漏れが心配。そこで紙袋に詰めることにしたが200袋を手で紐を縛るのは、大変なのとパレットに崩れないようにレンガ状に積まないといけない。そこで社員さんみんなで精米所に行って縛って積みました。そして積んだお米を梱包用のフィルムでグルグル巻きしました。でも初めてのことで四苦八苦。あとで動画を観たファンからダメ出しコメントとご指導を頂いたので次からは、バッチリです。そして支援米1トンと簡易トイレ18000回分を搬出しました。そして無事に支援米は、被災地に届いて皆さんに喜ばれたとのことです。中には、「避難所の方で林さんちのお米が美味しい!と言ってる方がいたそうです。」という嬉しいコメントをしてくれた方もいて届けられて良かったと実感しました。でも支援は、まだまだこれからですので気を引き締めて行きます。

能登へ送る支援米を1トン精米袋詰めした・春から米作りする白銀幼稚園の年中さんが大豆買いに来た・2024
https://youtu.be/ODtPhYhbkDw

支援米1トンと簡易トイレ18000回分を搬出しました・左義長の竹取りだけど多くねぇ~?・2023
https://youtu.be/Dmt19XWeGEs

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