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コーチング、カウンセリング、セラピー、ヒーリングの違いって何なのよ

心や身体を癒し整える、あるいは前進に導く手法はいろいろありますね。今回、自分自身の考えを整理したいと思い、コーチング、カウンセリング、セラピー、ヒーリングの違いはどこにあるのかざっくり考えてみました。
※私はヒーリングに分類される一手法しか深く学んだことはないため、これは私が学び、また見聞きした範囲での考察です。あしからず。

コーチング、カウンセリングはそこまで種類がない感じがしますが(細かく分類すればもちろんあると思うのですが)、セラピー、ヒーリングは結構いろんな種類がありますね。 

例えば、
セラピー:
アロマセラピー、カラーセラピー、リフレクソロジー、各種マッサージなどなど
ヒーリング:
エネルギーヒーリング、クリスタルヒーリング、レイキなどなど。チャネリングも含む
みたいな感じで、用いるツールも様々です。

これら4つ、コーチング、カウンセリング、セラピー、ヒーリングの違いを図にしてみました。

人間にまつわる領域を「身体」「思考」「感情」そして「エネルギー」に分け、コーチング、カウンセリング、セラピー、ヒーリングのそれぞれが扱う領域を示してみたのが上の図です。

思考と感情の分けって結構難しいですが、
思考=考えること、判断、推理など意志を伴う頭の働き
感情=喜怒哀楽など、外界の刺激や観念によって引き起こされる心の動き
としておきます。 

また、エネルギーって何なのさ、と思われる方も多いでしょうが、ここでは「人の発している目に見えない気のようなもの、オーラも含む」とします。 

…多分他の3つと比べ「ヒーリング」という語の発する圧倒的な怪しさって、この「エネルギー」という定義しがたく、日常で実感もしがたい領域にアプローチするからなのではと思うのですが。 

上の図を言葉でまとめると、
コーチング:主に思考に、場合によっては感情にもアプローチ
カウンセリング:主に感情にアプローチ
セラピー:主に身体に、場合によっては感情エネルギーにもアプローチ
(触覚、視覚、聴覚、嗅覚、味覚などの五感に働きかけ、それを通して感情やエネルギーにもアプローチする感じ)
ヒーリングエネルギー感情を中心に、場合によっては身体思考にもアプローチ
という感じですかね。

扱う領域を時系列でも考えてみたいと思います。

それぞれの手法って、意識する、あるいは志向する時間が違うように思うのです。それをざっくり図にしたのが上の簡素な図です。

上の図を言葉でまとめたものに時系列の概念をつけたすと、コーチング、カウンセリング、セラピー、ヒーリングをこんな感じに言い表せるのではと思います。 

コーチング:
主に思考に、場合によっては感情にもアプローチし、ありたい未来へ向けて、クライアント自身が内面の思考・感情から答えを引きだす支援をする

カウンセリング:
現在と過去の感情をひもとき、ときに寄り添うことで、クライアントがより生きやすい状態となるよう支援する

セラピー:
現在ここにある身体へ主に働きかけることで、クライアントをよりよい未来を導くサポートをする(場合によってはエネルギー、感情にも働きかける)

ヒーリング:
クライアントのエネルギー、感情を中心に、場合によっては身体、思考にもアプローチし、過去・現在から人生を前に進める障壁となるものを取り除き、よりよい未来を意図できる状態に整えるサポートをする

…書いてみて思ったけど、ヒーリングの説明長いよ!説明のしづらさが理解のしづらさと比例する感が否めない。

ヒーリングは確かにアプローチする範囲が広い。そして、その扱う範囲はヒーラーのスキルや考え方によって違う。また、クライアントの状況によっても違う。

クライアントが癒されるために、場合によっては心身エネルギーの全てを扱うのに加え、言語化&意識しづらいゆえにヒーラー個人の技量や人間性に質がだいぶ左右される。つまりしっかりした定義をしづらいというのもより理解しにくい所以かもしれません。 

ちなみに、ヒーリングの中で扱う「過去」について。ヒーラーさんの中には、セッションの際、場合によって「過去世」、つまり前世を扱う方もいます。前世があるかないかは今のところ人によって意見が分かれており、明確にあるという証明もできていません。

エネルギーや「過去世」など、目に見えず、証明もしづらいものを扱う。これもヒーリングに「怪しい」というイメージがつきまとう原因かと思います。個人的には、怪しかろうが何だろうが、セッションでそれらを扱うことによって、今を生きるクライアントがヒントや納得感が得られるなら全然OKなのではないかと思いますが。

…ちなみに(2回目)、私は占いをメインに提供しておりますので、この図解に占いを強引にぶちこんでみます。 

もはや四象限の図とは呼べないかたちになってしまっていますが…占いが先の4つと違うのは、「運勢」という概念も扱うというところです。人の人生には勢いのある時期と勢いのない時期がある、という概念ですね。

「運勢」も「エネルギー」と同じく目に見えず、意識もしづらい概念です。自分に関することなのに自分では意識できない領域を第三者である占い師が言及しだす。これがヒーリングと同様、「占い=怪しい」というイメージの所以かと。

しかし、各種占いには運勢を見るためのメソッドがあり、占い師はそれを学んでいる(はずだ)ので、けして占い師の当てずっぽうや気分で言っているのではない、ということは一応お伝えしておきます。

占い師さんによって運勢、あるいは運命は変えられる/変えられないの意見は分かれるかもしれません。私は、運勢はご本人の行動でいくらでも変わりうると思っています。その話は長くなるので別の機会に(…って別の機会に送ってる話多すぎィ!けどそのうち全部消化するから!!)

閑話休題。
なので先の図の「占い」を言葉で表すと、
占い:運勢を踏まえながら思考、感情にアプローチする
と言えるかと思います。

そして、時系列の概念を加えてみますと

占い:
クライアントの過去と現在の事象、そして思考・感情に影響する生まれ持った性質を検証しながら、より運気の波に乗れる未来へ向けての行動を提示する 

と言えるかなと思います。

追加、修正するかもしれませんが、大体こんな感じでコーチング、カウンセリング、セラピー、ヒーリング、そして占いの違いを考えられるかなと思いました。

そんなわけで、楽しんでいただけたら幸い!

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