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仕事だけじゃ物足りない、うずうずしている20代のための、週末カフェをはじめます。

失われた30年。最近よく聞くフレーズですが、これを聞いて、みなさんはどう感じますか。
私はこの日本の状況を何とかしたい、けれども、このフレーズからはどこか当事者性が感じられず、誰が主役なのかわからない、そんなもどかしさを感じます。

私は幼少期にアメリカで生活していたこともあり、子供の頃から日本を客観的に見て、この日本を世界から尊敬される国にしたいという気持ちで生きてきました。特に日本を経済の面で元気にしたい。そうした想いから、学生時代に経済政策について学び、社会人になってからは金融機関に勤め、仕事に取り組んできました。

が、しかし。
仕事を通じてでは、なかなか世の中の困りごとに手が届く実感が得られませんでした。そうした経験から、働きながらMBAに通い、自らの意思で学び直しに取り組んでいる様々なバックグラウンドや年代の方々が集う中で、どうしたらこの日本の閉塞感を打破できるのかを、真摯に考え、自分ができることを模索しました。

MBAに通う中で、ある心を動かされる出会いがありました。それは、地方創生に取り組みながら、そこに関わる若い世代のアントレプレナーシップを育むという取組です。ちょうどその頃、世界の7都市を4年間で巡るミネルバ大学が話題となっていて、同じような観点で、都市部の学生が地方に越境することで、本人の成長に繋がることに加え、日本に活力を生む仕組みを作れるのではないかと考えました。そしてMBA修了後、昭和女子大学現代ビジネス研究所の研究員として、佐賀県有田町の活性化に取り組むプロジェクトを主宰することになりました。

こうした地方創生の経験を経て、昨年、大企業の挑戦者を支援するプログラムに参加したことをきっかけに、企業の経営支援・業務支援のコンサルティング案件を受注し、そのリアルな案件を通じてスキルアップや新たな挑戦をしたい若手社会人が参加するプロジェクトのPoCを始めました。その名も「MIGAKIAGEプロジェクト」です。

MIGAKIAGEプロジェクトには、既に入社9年目から大学3年生まで10名のメンバーが参加しています。メンバーのみなさんは大学生の頃にはそれぞれ、ビジネスプランコンテストで入賞したり、地域活性化プランコンテストの委員長をしたり、学生コミュニティを主宰したり、マルシェを運営したりと、主体的に様々な取組をしていたものの、社会人になって、日々の仕事との兼ね合いの中で、自分のやりたいこと、できることを模索し、更なるキャリアアップをしたいと考えている方々です。MIGAKIAGEプロジェクトでは、2023年11月から観光系企業へ業務支援の提案を行い、また2024年5月からは自治体の第3セクターの地域商社への提案を行うべく取組を進めています。そのようなリアルなコンサルティング案件を通じ、主に企画力やプロジェクト推進力を磨き、現在勤めている企業でのステップアップ、もしくは別の企業へのキャリアチェンジを後押ししていきます。

そして2024年9月より本プロジェクトのリアルな活動拠点として「migakiage cafe」の運営を開始します。
このカフェでは、既に”自分の夢にチャレンジしている”人と”チャレンジしたくて背中を押してほしい社会人・学生”が集い、お互いの夢を育みながら前に進む活力が湧いてくるような体験を提供します。

月に一度、ふらりと集い、一人一人が自分のやりたいことにワクワクする時間を生み出していきたいと考えています。
少しでもこの想いに共感していただける方がいらっしゃいましたら、ぜひお立ち寄りいただけると嬉しいです。

初回は、2024年9月1日(日)10:00より東京・下北沢のcafe.millenniumにてはじめます。
【migakiage cafe営業情報】
店舗場所:〒155-0031 東京都世田谷区北沢2丁目30ー14 重宗ビル3F
下北沢駅から徒歩3分
営業時間:毎月第1日曜日 10:00~12:00
https://www.2ooo-millennium.com/

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