「サライ」はペルシャ語だった!?
先日、24時間テレビで長年にわたり使用されているテーマソング「サライ」についての解説がありました。
何と!「サライ」はペルシャ語だというんです!!
知らなかった…。
意味は、「家」や「宿」らしく、他にも「砂漠のオアシス」?のような意味もあると言っていましたが、それらの意味から今では「ふるさと」のような意味に解釈しているようでした。
しかし!!
あれ?ペルシャ語で家ってサライだった?
いや、確か家はخانه(ハーネ)だったけど!?
じゃあ、宿がサライ?
いや、宿に似ている単語、貸別荘、ホテル、民宿など、どれもサライとは言わないはず。
じゃあ、オアシス?
いやいや、これも違う。
しかし、ネットで調べるとWikipedia には確かにサライは「家」(または宿)の意味と書いてあるんです。
ただし、سرا(サラー)、سرای(サラーイ)と書かれているので、カタカナで言う「サライ」とはちょっと違ってきます。
でも、長年イランで暮らしてきたけれど、家をサライと言っているのを一度も聞いたことがなかったし言った覚えもありません。宿に至っても同じ。
これはもう、イラン人の旦那に聞くのが一番だ!!
と思い、Wikipediaのページを見せながら旦那に聞いてみると…。
سرا(サラー)は家という意味はあるけれど、普段誰も使わない。
詩などで使う単語らしく、詩的なニュアンスがあるらしい。
なるほど!
確かにペルシャ語って、普段使う言葉と本に書かれている言葉には違いがあるし、詩的な表現なら、一般的な会話に出てくる単語ではない!
今回、「サライはペルシャ語なんですよ!」と言う言葉をテレビで聞いて、何かしっくりこなくていろいろと調べてしまったけれど、ネットにはこの件についての疑問や回答があふれていました。
ただ、私個人の想いとしては、24時間テレビで歌い続けている「サライ」の意味は、先日テレビで谷村新司さんが言っていたように「ふるさと」のような解釈で良いと思うんです😊
サライはペルシャ語で家じゃない!という意見もあるようですが、詩的な表現であるけれど全くのでたらめではないし、これはこれで良いのではないかと。
サライは、日本国内に住んでいれば、きっと誰もが耳にしている曲なのではないでしょうか?
1992年の第15回記念として『24時間テレビ 愛は地球を救う』のために、全国の視聴者から寄せられた愛のメッセージを基にして制作された曲です。
加山雄三さんが作曲、谷村新司さんが作詞の「サライ」は、24時間テレビで毎年流れている曲なのですが、まさか「サライ」がペルシャ語に由来していたなんて、今回初めて知ったので嬉しさと驚きがありました😊
外国語に関しては、人それぞれ賛否両論があり、意見も違ってくると思います。サライに関しては「違う!」「ペルシャ語じゃない」という意見も、確かにネット上で見られます。
私は、”ペルシャ語の詩的な単語”が日本の歌に含まれている、と思うと「普段耳にしないペルシャ語」「隠れペルシャ語発見!!」的な感じで、面白いと感じました✨
久々に、ペルシャ語の単語について調べてしまいました😅
今日も最後まで読んで頂き、ありがとうございます!
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