最近読んだ本
ウイスキーの科学(古賀邦正)
・最近ウイスキーのあれこれについて色々と取り組んでいるので、お勉強のために読んだ本。樽の呼吸量ほんとすごいんだな、そりゃ樽の貯蔵環境で熟成度合いが変わってくるわけだ。
反逆の神話(ジョセフ・ヒース他)
1960年代~70年代のカウンターカルチャーの分析・批判を通じて21世紀のあるべき世界をあぶりだした名著。続編も読みたい。
以下引用
・現代のポップカルチャー、サブカルチャーは資本主義の批判やオルタナティヴなどではなく、その一部である。実際ポップカルチャー、サブカルチャーが本来的に体制批判的だという幻想はポスト・トランプの時代にはとうに崩れ去っている。だからといってそれではポップカルチャー、サブカルチャーは資本主義の一部として悪だ、というわけでもない。ポップカルチャー、サブカルチャー自体は、資本主義それ自体が良くも悪くもないのと同様に、良くも悪くもない。
限りある時間の使い方(オリバー・バークマン)
・人生は4000週間しかない、その視点を提供してくれただけで満点💯
ストーリーが世界を滅ぼす(ジョナサン・ゴットシャル)
陰謀論やフェイクニュースはなぜ人々の心を捉えてやまないのか?私たちが物語の支配者なのではなく、物語が私たちの支配者なのだ。小麦みたいだね。
日本の漁業が崩壊する本当の理由(片野歩)
データに基づいて日本の漁業の現状と衰退の原因の分析、および今後の対応策について詳細に述べてくれている本。ノルウェーとかでもうまく管理のできていない魚種があるものは少し驚きだけど、やっぱりしっかりした制度設計がとても大事なんだよなぁ。
多様性の科学(マシュー・サイド)
優秀なだけではだめ、多様なだけでもだめ。素晴らしいチームは優秀で、多様奈視点をもち、かつその視野を活かせるチームをビルドしよう。
砂糖の世界史(川北稔)
砂糖を通じてみる、人類史。めちゃくちゃ面白い。世界商品としての砂糖と、それを取り巻く大国の隆盛や奴隷制度など、世界は繋がっているんだなぁ。
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