#自分を救った「会話」
「もう少し、休んで準備するべきだ。」
復職できる自信があった私にとって、産業医から投げかけられた言葉はショックだった。もう十分復帰できる状態だと思っていたからだ。
2021年5月中旬、私は睡眠をとることができなくなっていた。
仕事で怒られたとか、悲しいことがあったわけではなく、突然だ。
一つ思い当たることと言えば、扁桃炎で発熱し、仕事を一週間休み、周りに迷惑をかけてしまったことくらい。だが、それに関して周りから何も言われていなかった。
課長から、「顔色が悪いね」「元気ないけ