先輩のマネをしていては自分のスキルは身につかない。

自分は今、本気で生きているか。
本当に成長したいと思って働いているのか。

私は最近、自分は今の会社でどのように行動していかにして成長していけるのかが分からず、未熟な頭で無駄に考えては迷っていた。

そしてキャリア系の本を読んでいたある時ふと気づいたこと。

"私はただ他人のマネだけをして生きてきたんだ。"ということ。



振り返ってみた。
小学1年生の時は6年生のお姉さんみたいになりたいと思い、やがて時を経て6年生になる。

小学6年生の時は中学生になりたいと思い、中学生に。

中学生の時は高校生を見て、
高校生の時は大学生を見て、
大学生になったら就活生を見ていた。

親や身近な人が進む道になんとなく憧れるような気もして、周りの人と合わせて一緒にステップを踏んできただけで、満足してきたつもりだった。

でもそれで自分の強みがわからないとか嘆くことになるのは当然だよな。

確かに幼い子どもは皆、自分より年上の人のマネをして成長する。

しかし、自分の人生を生きることができている人は、どこかで自分の中の自分だけの信念みたいなものを持って、その人なりに歩み出す。

自分の身近にいる先輩のマネだけをしていては、自分の生き方は見つけられない。



私は社会人になってからも、
入社した会社に長く勤めている先輩の考え方をマネしているだけだった。

先輩がそういうならそれが正しい。
教えてもらう以上の事は考える必要はない。
そんな風にマネをして、狭い世界で自分を守るばかりで攻めることをせずに。

今の会社にずっといてもそこそこ安定して働けるかもしれないが、私が進みたいのはその道じゃないことに気づいた。
自分の道を生きたい。
今の会社を出てもなお、自分のスキルでお金を稼いでいける人になりたいと思う。

それなら、自分の強みを磨くために、もっと自分の色を出しながら仕事に向き合ってみたりしていくべきなのではないのか。

安全な場所に居ることができているからこそ、
その中で自分なりに攻めていかないといけないのではないか。


気づいただけで行動できなければ意味がない。
自分が歩く道をよく見て、前進しなくては。

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