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【あるある】平日の昼間出歩くときに周りの視線が気になる!

あくまでも私のケースであって、うつ病の方すべてに共通するものではないことと思いますが、周りの目が気になって、外を出歩くことが負担になっていたというお話です。

うつ病で苦しんだことがある人であれば、「それあるある!」と共感してもらえるかもしれません。

周囲にうつ病に苦しむ人がいる方は、「こういう苦しさ、つらさがあるんだな」と思ってもらえたら嬉しいです。
では詳しく解説していきます。

1 当時の状況

静養して、ある程度体調も良くなり、外に出ることができる状態でした。
近所のスーパーに行ったり、精神科クリニック受診のために駅前まで出向いたり、ついでに日用品等の買い物をしていました。

2 外出するとどうなったか

<苦痛を感じる>
”平日の昼間は仕事してるのが普通”

これは私の完全なる思い込みではあるのですが、この感覚が当時はあったので、「周りからどう思われるか?」という他人の視線を気にしすぎることによって、出かけることが億劫になっていました。

激しい思い込みによって、出かけたとしても、次のような状態に。
・気持ちが落ち着かない、ソワソワする
・人混みは特に、人通りが少なくても、歩いているだけで苦痛に感じる
・視線を下に向けて歩く、ゆえに悪い姿勢になる
・他人とすれ違うとき、顔を見られたくないため、避けるように歩く
・人が少ない時間帯を狙って出かけるようになる

<男性は特に>
平日休みの男性やパパさんが私服で街を歩いていたり、子どもと公園で遊んでいたりすると、近所のママさんやおばちゃんに変な目で見られる、なんてことある(最近はそんなことない)かもしれません。

男性に対する、世間の”平日の昼間は仕事してるのが普通”という感覚(常識)はまだまだ残っていると感じますので、そういったところも、私の性格的な部分と併せて、他人の視線を意識する原因になったのだと思います。

3 今はどうか

今現在は、他人の視線は気にならず、なんとも思わないです。
他人からどう思われてもいいと思っています。

気にすることなく、近所の喫茶店やレストラン、本屋さん、公園、花屋さん、繁華街など1人で出歩いています。

むしろどこにいっても空いていて「平日サイコー!」とまで思っています(笑)

4 どうして変われたのか

<何を変えたか>
考え方を180度変えたことによって、他人の目線は気にならなくなりました。もちろんすぐに変わったわけではなく、少しずつです。

それは、自分で「コントロールできること」「コントロールできないこと」という2つのことの間に、明確で強固な境界線ないしバリアを構築しました。

相手が自分のことどう思おうが、相手の勝手だし、その代わり自分だって相手のことをどう思うか勝手だと。相手の行動や考えというエリアに侵入しないこと、侵入できないことを意識しました。

<他人は貴方に興味なんかない>
さらに、他人は周囲の人のことなんて見ていないもんです。
「誰も貴方のことなんて気にしていないし、見てないよ」が真実だと思います。そう思うと少し気が楽になりませんか?

想像してみてください。

自分が外を歩いていて、すれちがった人のことを覚えていることなんて稀じゃないですか?一瞬「あっあの人お洒落だな、かわいいな」とか「おもしろいヘアスタイルだな」などと思うことはあれど、すぐに忘れますよね。重要なことではないですし、自分という存在が1番なので、脳にとって、他人がどうか?という点の優先順位は低いです。

<もったいない>
ということは、周りの視線を気にすること自体が、ほとんど意味がないことになります。

他人の見た目を笑ったりとか「こいつ平日からなにやってんだろ」とか普通思わないです。仮に思われても、上述したように、そう思うのは相手の自由で、自分にコントロールできないことですよね。思われても、何か不利益があるわけではないですし、気にすること自体がもったいないです。

私の場合、「思いたければ思っておけばいい」とある種(謎の?)強気な態度で過ごしていたら、段々と気にならなくなりました。

<それでも…>
とは言え、考え方はなかなか変えられるわけでもないと思いますので、行動面から、私なりの対策を紹介して終わりたいと思います。ただし、対策といっても即効性があるものではありません。

それは何かに熱中することです。

体調がまだまだ回復途上の場合は、何かに熱中すること自体が難しいですが、自分が好きなことに取り組み続けていると、(良くも悪くも)四六時中そのことばかり考えてしまう。

そうすると、他人が自分をどう思っているのかなんて、気にする余地がまったくなくなって、その好きなことに時間と労力と思考を注ぐことになります。

そして、熱中するための私のおすすめは、食事と運動と睡眠の3つを見直して、健全な身体と精神をつくることです。心身ともに整っていれば、余裕が生まれて、柔軟な考え方も可能になると思っています。この3つのみなし方法についても、私なりの経験談を交えながら、これから発信していきます。

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