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西加奈子さん

小説を買う時に著者で選ぶ癖は昔から変わらない。
中でも西加奈子さんの作品が大好きで、彼女の作品は全て制覇したと思う。
一回読んだ小説は読み返す事がほとんどないし、視野や知識を広げるために新しい作品に手をつけるべきと頭でわかっているのだが。
モチベーションを上げるためだとかアイデアが湧き上がるキッカケがほしいだとか自分に言い訳しながら西さんの作品を読み返している。

作家でご飯が食べれている。
「サラバ」で直木賞を受賞した。
「歯茎から血ぃ出るくらい嫉妬したで」と自分を曝け出せる勇気。
五郎デラックスに出演経験がある。
さんまのまんまから「漁港の肉子ちゃん」がアニメ化された。
得意とする自身の絵が本の表紙になっている。そして個展も開いた。
憧れのミュージシャン(椎名林檎)と対談し、友達になっている。
家族留学している。
私よりも英語が堪能(たぶん)

西加奈子を語りだすたらキリがない。それほど彼女を心から尊敬し、どこかで嫉妬している。

今年の4/18に発売された「くもをさがす」
このノンフィクション小説には剥き出しの西加奈子がこれでもか、と表されている。
発売日を指折り数えて新刊を本屋さんから胸に抱きしめて帰ったのはハリーポッター依頼かもしれない。

発行のスピードが緩やかになったらしく、次に新刊が発売されるのは何年先になるかわからない。
それでも、彼女の作品を心待ちにして今日も本を読み返している。

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