一度 腹を割って「グミニケーション」する必要がある

私はタバコを吸わない。それゆえ、タバコを吸いながらふとした交流ができる「タバコミュニケーション」がずっと羨ましかった。
ところで、私はグミが好きだ。だから、グミを食べながら交流する「グミニケーション」がしてみたい。

こんなことを言ってみると、「どんなグミでグミニケーションしたいの?」と言われてしまった。


私は、別に「グミニケーション」を本当にしたいわけではない。「タバコミュニケーションが羨ましい」という話を膨らませるための、いわば軽い冗談なのだ。だが、私は「グミニケーション」を真剣にやりたい人だと思われてしまった。

私にとって「どんなグミでグミニケーションしたいの?」は、もうただの大喜利なのだ。丁寧に前振りして「グミニケーション」という言葉を出した後からの大喜利は、さすがに辛すぎる。「う~ん、ピュレグミ!」とでもいえば良いのだろうか。


私は、自分の話に「ウソ」をまぶす。「タバコミュニケーションが羨ましい」というだけの話をしても、つまらないからだ。もっと言えば、大抵の人は 他人の話に興味をもっていないからだ。その「ウソ」を冗談と受け取ってもらえないと困るのだ。


「グミニケーションしたい、でもホントにグミニケーションしたいわけではないからね」 とでも言ってやろうか?

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