自らの価値の高め方
価値が高いという状況は市場で希少性が高いということです。
例えば、ペットボトル1本100円の水が、砂漠で水の無い場所であれば、1万円でも売れるかもしれないということです。
欲しい人がたくさんいる × 珍しい物だと値段は青天井だということ。
希少性を高めるには掛け算が効果的です。
経営戦略のフレームワークにVRIOがあります。
Value…価値
Rarity…希少性
Imitability…参入障壁
Organization…全体をマネジメント
だれも真似できないほど価値を生み出せるということです。
例えば、あの有名なヒカキンさんであれば、
①早くからユーチューバーをやっていた👉参入障壁
②毎日更新していた👉希少性
③ボイスパーカッションができた。👉価値
④うまく自分をプロデュースする力👉全体をマネジメント
①×②×③×④=めちゃくちゃ希少価値が高い!
ということで現在の地位を築いているということです。
希少性を生み出すにはいくつかの有用なスキルを掛け算として考えるのが効果的です。
現在で有用なスキルといえば
①マーケティング
②ITスキル
③マネジメント能力
④語学
⑤プログラミング
⑥ライティングスキル
⑦SNSスキル
ただし、時代の変化の速さで陳腐化する可能性もあるのである程度トレンドを考えてアップデートする必要はあります。
しかしもっと賞味期限が速い、陳腐化しやすいスキルとしては
❶会社の専門知識
❷会社の固有情報
❸会社内だけの影響力
今後、会社の寿命は短くなるので、退職や転職をすると会社内で費やしてきた膨大な時間はすべて無になります。かなり深刻です。
無駄な飲み会に参加したり、会社の出世競争に巻き込まれたり、サービス残業で毎日体力がなくなったりでは時間そのものを浪費することになってしまい、何も残りません。
逆に、陳腐化しにくいスキルとしては
①~⑦に加えて
⑧対人能力(コミュニケーション能力)
⑨物事を概念化してとらえる能力
なども有効です。
この①~⑨の習得に時間を投入することで未来の自分が楽になっていきます。
今の変化の激しい時代においては、陳腐化しないスキルを可能ならば3つ以上は持っておくと効果的です。仮に1つが陳腐化したとしても生き残れる可能性が高まるからです。
スキルを磨ける時間は限られています。会社勤めが始まると、日々忙しくなり、会社にもよりますが余裕がなくなる可能性もあります。
だからこそ、連休や時間のある学生の時にできるだけそのようなスキルを習得して高めていく必要があります。
社会人の人であっても自分の時間をできるだ増やし、体力をつけて自分のリソースの全体量を増やし、学び続けなくてはいけません。ぼくの過去のnoteの記事にその方法はすべて書いてあります。
どうすれば自分が社会の中で価値を高めることができるか。
希少性のあるユニークな人材になれるか。
自分の得意な分野とありたい姿と重ね合わせてポジティブに広い視野で考えていきましょう。