働いてもお金が貯まらないのはなぜか?
20~30代の独身サラリーマンの2~3人に一人は貯金ゼロという現実があります。おまけに時間もない。
なぜ、いつも忙しくお金が貯まらないのか?
まずは貯金ができない自分を理解する必要があります。
サラリーマンが貯金できないのは資本主義社会の摂理です。
20世紀を代表する資本家マルクスによると
労働者の給料はお金が貯まらないように設計されているのです。
会社が人を雇う理由は会社が利益を出すためです。
決してサラリーマンを贅沢させる為に雇用しているわけでないということ
車や家をローンで買って、老後2,000万円足らなくなるのは当然のこと
会社にとってサラリーマンに贅沢できるだけの給料を支払う理由がどこにも存在しないからです。
マルクスの資本論によると衣食住にかかる最低限の金額に少しばかりの余裕を持たせた金額が労働者の賃金だと定義されています。
労働者が貧困で働けなくなると資本側も困るので扶養手当や都市手当で調整しています。
労働者階級から永遠に搾取するシステムが資本主義社会のリアルな側面です。
将来労働者の子どもからも搾取するために育児に必要な最低限の賃金を支払っているに過ぎません。
資本主義社会の本質を理解しないと永遠に資本家に使われる人生が待っています。
そのラットレースから抜け出すためには自分が置かれている立場を理解して対策をたてないといけません。
まずは節約、なにをするにも手元に種銭がないと話になりません。
身の丈以上の生活をするとお金が貯まらないように設計されている以上、どこかで出費を抑える必要があります。
無駄な飲み会、無駄な通信費、無駄な保険をすぐに見直すべきです。
不必要なローンを組まない、生活に必要ない車を手放す。
そして資金に余裕ができたら資本家になるために株を買って資本側になるべきです。
例えば米国のマクドナルドの株主への還元率は配当金と自社株買いで100%です。要するに利益のすべてをほぼ株主に還元しているということになります。
つまり労働者を働かせて得たすべての利益を株主は財布に入れているということです。
株を持つということは何もしないでも労働者が時間というリソースを使って生み出した利益の泉を得れるということです。
労働者は資本家に自らの時間を提供することで賃金を得ています。つまり人生の大半を会社で過ごすサラリーマンは人生そのものを差し出し生活しているということです。
あなたは、時間に余裕がありますか?
贅沢できるお金がありますか?
学びは幸せの1歩です。
ぼくの記事は無料です。有益だと思っていただいたらサポートいただけますと嬉しいのね。当院では月に1度来院したこどもたちに歯ブラシを配っていて、サポート収益はその購入代金に全額あてているよ。お母さんもとても喜んでいるし、それを心待ちにしている子どもたちもたくさんいるのね。