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白菜の彼

初めまして。にこといいます。

この間オンライン飲み会を幼馴染としていた時ついつい私のくだらない妄想を話してしまったのですが、(このメンバーの時いつも私ばかりアホな話をしてしまって申し訳なく思っている)折角ならnoteに書けば?なんてことになって、まあ折角なら?なんて思って?書いてみます。


私の妄想は大抵少女漫画な感じなんですけど、主人公は私であったりなかったりして。

いやそこどうなっとんねん的な展開があったってお構い無し!突然終わるけど問題なし!だって妄想だからね!

日がな一日こんなこと考えてるよ!


というわけで今回はそのオン飲みで話していた妄想について。

あーあ突然イケメンが私の事好きになんねーかなー!なんていう話から始まったもの。あろうことか妄想の展開を一緒に考えてくれた友人達に感謝。



まず出会いはスーパー。

毎日同じ時間に買い物をしていてお互い何となく認識しているイケメンと私の話です。

この時点で躓かないで。まだまだご都合主義だから。みんなの為にカッコで友達のツッコミも入れておこう。


毎日白菜を真剣に選んでいるイケメンの彼。(ソムリエかなんかなの?)両手に持ってよくよく見比べて買っているのを見かけるので、何となく彼を認識している私。

ある日私が白菜を両手にもち見比べてカゴに入れようとした時、そっと手で遮られる。

「こっちの方が新鮮で甘いですよ」

声に顔を上げるといつもの白菜イケメン。片手に白菜を持ち微笑んでいる。顔はそうだな、生田斗真くんにしよう。なぜなら斗真くんがとてもタイプだから。ぜひみんな脳男を見てほしい。斗真くんの顔が美しいから。


「突然すいません、いつも気になってて(白菜が)」

白菜ソムリエとしての血が騒いだのだろう、傷んだ白菜を選ぼうとした私を見過ごせなかったに違いない。

「いえ、ありがとうございます」

なんとなく気恥ずかしくなりながらお礼を言って別れた。


実は白菜ソムリエ斗真くんの方も毎日白菜を選んでいる私を認識していて(なんでこいつら毎日白菜食べてんの?まさか丸々じゃないよね?4分の1だよね?)いつも微妙に新鮮じゃない方を選んでいくのを気にかけていたという設定だ。

(そんな毎日白菜買ってんのにいつも傷んだ方選んでんの?)


そんなこんなで軽い会話をする程度の関係になった私たち。アドバイスを受けて段々と白菜を選ぶ目も養われてきた。

(ずっと白菜食べてんな)(冬なのかな)

スーパーをでると雪が降っていて(冬だった)私は傘を持っていなかった。(リアルで傘持ち歩かないもんな)

「あのこれ、良かったら入りますか?」

白菜ソムリエ斗真くんの登場だ。王道の相合傘展開。あのさ、惚れてる方の肩が濡れてるってやつ、いいよね。ときめいちゃうよ。


他愛ない白菜談義をしながら相合傘で帰る2人。家まで送ってもらおうとするがここで待ったがかかる。

(いきなり自宅知られるのこわくない?)

突然のリアリティ。

ということで自宅近くでコンビニに傘を買いに寄ることになった。会計を済ませて外で待っていた彼にお礼を言いに走り寄る。

「寒いんでよかったらどうぞ」

肉まんを差し出す斗真くん。いつの間に買ったのー?もー!もーー!!!

もうね、いいよね。寒い冬、あったかい肉まん。イケメン。顔も綻びますわ。

ありがとうございます肉まん大好きなんです!なんつって店先で並んで頬張る。コロナはないよ。妄想の世界には。

他愛ない白菜談義を交わしながら食べ終え、さぁ帰ろうと言う時そっと腕を掴まれる。

「あの…連絡先、教えてくれませんか」

そんなんもちろんいいよ!!!!!!という気持ちを押し殺して小声で「はい」と返事をする。いいね。慎みを持ってるね。偉いよ。

彼に見送られて歩き出した帰り道、スマホを大事に握りしめた。

夜も更けて白菜を食べながらドキドキして眠れない私。次の日寝坊して急いで家を出ると、同時に隣の部屋のドアが開く。

「え!?」

隣の部屋に住んでいたのはなんと斗真くんだったのだ!!(ありがちな展開)


ここからなんやかやあってとりあえず白菜を雪に埋めておくことにする。なんかそういうのあったよね?糖分が増すみたいな。

そしてそれをなんやかやあって春頃掘り返す時、いつの間にか熟成して甘くなってた白菜をかじって、いつの間にか育ってた彼への気持ちと重ね合わせてこういうの「こんなに甘くなってる」

(どういうこと?)(なんで埋めたの?)


…なんか、良くない?そういうのよくあるじゃん!!!!!少女漫画あるあるじゃん!!!!ハーまあこんな感じで白菜の彼との甘い(?)ラブストーリーを展開しました。こうじゃない?これはどう?とか一緒に考えてくれる友人達めちゃくちゃ優しい。なんの飲み会だよ。頭おかしくてごめん。みんな大好きだよ。


突然雑になる感じがまたあれなんだわ。でも小説にしようってんでもないしいいよね。楽しければいいよね!人様に見せるからって補完したりしないから!だって頑張ったら続かないの分かってるし!ただ!とりあえず勝手に顔を借りた生田斗真様には大変申し訳なく思っております!!


そんなこんなで毎日こんなこと考えてるアラサー恋愛ポンコツ。

また妄想したら書いてみよう。かな?


読んでくれてありがとうございます。

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