ダウの犬

みんな大好き配当生活 ダウの犬 戦略 2019年上半期成績

ーーーーーーーーーーー2021/08/03 追記ーーーーーーーーーーー

今後こちらに移行します。

ーーーーーーーーーーー2021/08/03 追記ーーーーーーーーーーー

配当金だけで、生活できたら、、なんて株式投資していれば誰でも思うことではないでしょうか。高配当銘柄に投資することでインデックスを上回るリターンを目指す投資スタイルの2019年の上半期の成績を確認してみたいと思います。

「ダウの犬戦略」とは

12月31日(最終営業日)にダウ(工業株30種平均)を構成する30銘柄のうち「配当利回りの高い10銘柄」を購入し、翌年の12月31日に「その時点」で配当利回りの高い10銘柄に入れ替えるという戦略です。

NYダウを構成している銘柄の中でも配当利回りの高い銘柄を購入するということは、ダウ構成銘柄という世界を代表する超優良企業であることから倒産リスクが比較的小さい銘柄の中で、さらに一時的に株価のパフォーマンスが落ちて配当利回りが高くなっている銘柄に投資するということになります。

利益の源泉として、「超優良企業」「高配当」「割安」を狙うということになります。

「ダウの犬戦略」は、高配当を享受しながら値上がりも期待できる一石二鳥のポートフォリオとして人気がありますが、今年のここまでの成績はどうなんでしょうか。

今年の銘柄は以下のようになります。誰もが一度は聞いたことのような大企業です。

IBM : International Business Machines Corporation
XOM : Exxon Mobil Corporation
VZ : Verizon Communications Inc.
CVX : Chevron Corporation
PFE : Pfizer Inc.
KO : Coca-Cola Company 
JPM : JP Morgan Chase & Co.
PG : Procter & Gamble Company 
CSCO : Cisco Systems Inc.
MRK : Merck & Company Inc. 

画像1

データの引用元はこちらになります。


日々等ウェイトと仮定した時の単純なパーセンテージ累計の結果は以下のようになります。(実際とは少し異なります)

画像2

単純な価格ベースでのポートフォリオとくらべ、成績は配当分だけかさ上げされています。また、S&P500に連動するETFにはパフォーマンス的には劣っていますが、5月の下落の”頑強さ”を考えてのパフォーマンスはなかなか素晴らしいものではないでしょうか。

なにより、ダウ30に採用されている”ぴかぴか”の銘柄群ですし、持っていても安心感がありますね、、”アメリカを持っている”そんな気分にさせてくれます。

上記のサイトには昨年や、それ以前の成績も出ていますので、配当好きな人には興味深い内容なのではないでしょうか。10年の平均は

ダウ:8.96% 
ダウの犬:10.24%
ダウに対するアウトパフォーム : 1.27%

だそうです。興味持たれた方は、是非、自分でも確認してみてください。

追記:今後の30銘柄の配当予定日を載せておきます。日程は変わるかもしれませんので、ご自身で最終確認をしてください。

画像3

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2019/10/1 追記 
月末になると、なぜか、この記事へのアクセスが増えます。
ニーズがあるようなんですかね。

2019/10/1時点でIB証券で確認できる配当の日程です。
11月は多いですね。

画像4

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