2019年の終わりに、18年ぶりに感謝したいこと。
18年ぶりに掘り起こされた手紙
今から18年ほど前に小学校開校80周年を記念して埋めたタイムカプセルが、おととい掘り起こされたとの連絡が来ました。
本当は20年後の100周年の時に開けよう、という企画だったのですが、児童数の減少により来年3月で閉校になってしまうために、それが2年ほど早まったとのこと。
みんな20年後の自分へ手紙を書いて埋めたのですが、当時6年生の自分が何を書いていたのかなんて割とどうでもいい…と思っていたのもあって、わざわざ日程を合わせて実家に帰ろうとも思っていなかったんです。
しかも、うっすらとした記憶では、何を書いていいかわからないうちに締め切りが来て、中途半端な状態でタイムカプセルにぶっこんだ気が……
当時の自分としても、あんまりこのイベントに対する熱量は高くなかったのかもしれません。笑
ということで不参加だった私ですが、今の時代は便利なもので、集まったみんなの写真をグループLINEでシェアしてもらうことができました。
その写真を見ると、懐かしいなーとか、みんな30になったけど面影残ってるなーとか、ひさびさに話したかったなーってちょっと思ったり。
担任から見た、当時の私
そのグループLINEで、当時の担任の先生が書いた手紙の内容を載せてくれた子がいました。
その手紙を見ると、生徒一人ひとり、当時はこんな子でしたよということを記してくれていたんです。なんていい先生だったんでしょう。
そこには、こんなことが書かれていました。
こーき(本名が書かれてました)は、企画力がクラス一番である。児童会会長として学校のイベントを動かし、学級のニュース係として常に新しい試みにチャレンジしていた。性格も優しく穏やかでみんなに好かれている。
みんなに好かれていたのかは謎だけど、たしかにあの頃は優しくて穏やかだったのかもしれません。
あれから18年、優しく穏やかだった私は、人に毒づくことを覚えてしまいました……というのは置いといて。笑
僕は、小学校・中学校・高校と、これやったら面白そうとか盛り上がりそうだなーと思いつくことがあると、「先生、これやってみたい!」とよく提案していました。
有り難いなと思うのが、どの先生も、そのアイディアやモチベーションを大切にしてくれていたこと。できる限り力になってくれ、環境を整えてくれたのです。
これは、本当に今でも感謝してもしきれません。
もし否定されたり面倒くさがられたりしていたら、幼心に傷付き、何かを生み出そうと考えることを放棄してしまっていたかもしれません。
先生たちには(周りの大人たちには)、自分の可能性を見守って伸ばしてもらえたんだなぁと、大人になって強く実感しています。
学級新聞をメルマガ化した小学生時代
ところで、文中にでてきた「ニュース係」は、学級新聞をつくる係のこと。だった気がします。(加齢につき曖昧)
クラスの出来事、学校の出来事、世の中の出来事をまとめ、教室の横の黒板に貼っていました。
当時からパソコンを駆使して作っていたからか、校長先生が褒めていたよと担任の先生から教えてもらったことがある…気がします。(この記憶も曖昧)
でも壁貼りの新聞では満足できなくなったこーき少年は、あることをはじめました。
それは「学級新聞のセグメント配信」です。
みんな趣味趣向が違うのに、同じ新聞じゃ楽しんでもらえない!と小学生ながら思ったらしく、
ニュース・スポーツ・芸能・ランキングという4つをB6サイズの新聞にして、クラスメイトの希望に合わせて個別配布をしていました。
これも記憶が曖昧だけど…メルマガからヒントを得たのかもしれません。当時小学6年生ながら、Webサービスを登録する際に、興味のあるジャンルにチェックするというフローに注目した、ような気がします。
これ、先生の手紙で久しぶりに思い出したんですが…ようやってたな、自分。
そして、印刷と裁断に付き合ってくれてた先生、本当にありがとう。笑
中学校でも、その企画力とやらを発揮。
先生達の喫煙室になって使われていなかった放送室を復活させようと、「放送局」をつくって、2年間運営していました。
アナウンサーを目指していた私にとって、放送委員会も放送部もなかった環境は耐えられず、作ってしまえ、と。
そのときの顧問の先生には「アナウンサーを目指すのもいいけど、企画をたくさんできる仕事に就いた方がいいと思うよ」って言われてたのも思い出しました。
先生………連絡先わかんなくなっちゃったけど、元気かなぁ。久しぶりに連絡とりたいなぁ。
と、思い出すままに書き始めて、ものすごく長くなってしまいましたが。
今も昔も、周りの人に助けてもらいながら応援してもらいながら、生きてきたんだなぁと再確認した、2019年の最終日でした。
来年もよろしくお願いします。
2019年は、特に仕事まわりで、有り難い出会いが多い1年でした。8月には新しい部署(広報・PR業務に従事しております!)に異動して、日々慣れないながらも、生き生きと楽しく仕事ができています。
2020年は、仕事に慣れるフェーズは終え、自分のアイディアがより仕事に活かせるよう邁進していきたいと思っています。
どうぞ来年もよろしくお願いいたします。
そして皆様、良いお年をお迎えください!
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