かまきりの背中を撫でる
今、お借りしている市民農園の畑で
いつものように夏野菜の収穫を
していると、、、
枝が動いた。
おお!
かまきりさんは
枝と一緒の色で
全然気付かなかった。
しかもなかなかに大きい。
15センチぐらいはあった。
少しだけ気温がさがって、
畑はアブラムシやら
他の虫さんもかなり活発になってきている。
そうか、カマキリさんの
捕食対象がここにはいっぱいいるのね。
野菜につく虫を食べるカマキリさんは
畑では益虫と言われるが、
害虫やら益虫やらも
ただみんな生きるのに必死なだけだ。
薄茶の向こうに青丹色が透けた
カマキリの背中が綺麗で
ついつい撫でて見たくなった。
指を近づけてみても逃げない。
そうっと背中を撫でてみる。
硬く滑らかで、
なんだか逞しい。
夏の酷暑を耐え成長した証だ。
ああ、私達一緒だね。
暑かったよね。
なんだかとても共感できて
嬉しくなった。
指を離すとカマキリは
さっと飛び立っていった。
独りよがりの妄想が
またもや爆走した午後でありました(笑)
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