●完全版:1/22(月)◆クスリの効かない人たち。「多剤耐性菌」の広がりで、最後の手段である抗生物質が使えなくなった!
難(むずか)しいことを易(やさ)しく、悲観を楽観に、そして
全世界の人たちの顔を「笑顔へ」と、つなぎたい……。
★★なお、本文のコピーや、転載、転送、抜粋などは著作権法
に触れます。皆さんには関係がないと思いますが、山田が
今後も皆さんのために活動したいため、ぜひその点、よろ
しくお願いします。
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ニッポン人の心と体を、「笑顔で」救う!
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2024年1月22日(月)号
No.4806
毎朝、早朝5時に、全世界に向けて2つの配信スタンドから、
合計約5200部を発行(日曜のみ休刊)
創刊日:2004/10/5
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広告が掲載されますが、当方とは無関係です。
◆◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆◆
『脱コンビニ食!』(平凡社新書)や『危険な食品』(宝島
社新書)などの著者で、食生態学者、そして日本危機管理
学会員でもある山田博士(ひろし)が配信。食べものだけ
でなく、人としての生きかたを考えます。なんともユーモ
ラスな文体が人気のようで……。
★お知らせ★
~自衛隊の音楽隊が、「能登半島地震」穴水町の避難所で、
演奏会をして、疲れた被災者たちの心を和(なご)ませまし
た。ぼくなど、ただただ、鬼の目にも涙です~
「能登半島地震」が起こってから、はや20日。
いつ終わるとも分からないこの時期に、この演奏によって、
少しでも被災者たちの心が和んでいただくことを、心から
願っております。
隊員さん、疲れた体で、演奏、ありがとう!
下記は、地元のテレビ放送。
ご覧下さい。
http://tinyurl.com/yty66rpj
(石川テレビ2024/01/20)
被災者の皆さん、日本中のたくさんの人たちが、皆さん一人
ひとりを応援していますよ。
雪が舞い散る寒い日々。
今日も1日、少しでも温かくなさって、どうぞお元気で!
(山田)
本日の「完全版」は、100%掲載です。
本日の「短縮版」は、後半の半分を省略しております。
(毎回、後半部分に大切なことを書いている場合が多いため、
もし全文をご希望のかたは、後述のnoteをご利用下さい)。
本日も1日、お元気で!
やあ、こんにちは。
山田博士(ひろし)です。
お元気でしたか!
今日もまたお逢いしましたね。
嬉しいです。
地球という星を平和にしたい。
そして子どもたちの頬(ほほ)に流れる涙をストップさせ
たい。
空をのんびり旅する雲たちを眺めながら、ぼくはいつもその
方法を考えています。
そのために、「食べもの」が人を180度変え、家族を変え、
文明を変え、歴史を変えてきた重い事実を、知ってほしい。
▼本日の目次▼
【1】
本日は、出来たてホヤホヤの「新作原稿」です。
後日、電子書籍「社会の裏側!」として公開するつもりです
が、いつになるかは未定です。ただ、毎回、読者限定で、こ
の欄で先行して提供しています(「短縮版」は、前半だけ)。
(隔週月曜日に、この欄で、本邦初の原稿を発表しています)
【2】
あなたやあなたの家族を命懸けで救う、山田博士作品集
まだご覧になっていないかたのために、先日の内容を、再度、
案内しています。
★『甘い麻薬「異性化糖」の正体!』★
~加工食品の甘味は、いまや砂糖じゃなくなった。活性酸
素を生むこの「遺組み甘味料」で、日本人が壊され始めて
いる。砂糖より血糖値を即上昇させる理由とは~
「いのち運転“即実践”マニュアル」第16話
【1】今回のタイトル
===========================
クスリの効かない人たち。「多剤耐性菌」の広がりで、最後の
手段である抗生物質が使えなくなった!
~2050年には、この「耐性菌」のために、全世界で1000万
人が亡くなるという、衝撃の報告が出ました。ぼくたちはど
うすべきなのか。その簡単な対策とは~
===========================
(隔週月曜日に、この欄で、本邦初の原稿を発表しています。
お楽しみに!)
【目次(概略でもあります)】
★第1章
だけど、日本では、風邪であってもなんでも、「とりあえず
抗生物質を出しておきましょう」となる場合が多いんですね。
この「とりあえず」……は、ぜひ止めてほしい言葉。もちろ
ん、患者のほうにも大きな問題があります。それは……
★第2章
先述したように、20世紀初頭、こうした抗生物質が発明され、
これまで人類最大の脅威だった「感染症」は克服されたかに
見えました。でも、安心できたのも束の間で、抗生物質に耐
性のある強い菌が生まれて、今度は、そちらのほうが新たな
脅威となっています。つまり、「耐性菌」ですね。2050年に
は「耐性菌」による年間の死者数が、世界で1000万人に上
ると推定されているんです……
★第3章
とくに外食の場合は、包丁や、まな板、ふきん、菜箸(さい
ばし)などから、次々と、「耐性菌」が移ってくるわけです
ね。こうなると、なんのことはない、自分の食べている食事
の中身自体が、すでに「耐性菌」で溢(あふ)れているという
ことになります。そして、畜産物や養殖魚からは……
★
★
★
★第1章
だけど、日本では、風邪であってもなんでも、「とりあえず
抗生物質を出しておきましょう」となる場合が多いんですね。
この「とりあえず」……は、ぜひ止めてほしい言葉。もちろ
ん、患者のほうにも大きな問題があります。それは……
いつ終わるのか、先の見えない、このコロナ禍。
いったい、どうなってゆくのでしょうね(笑)。
「コロナ疲れ」も見えているかのような、いまの日本社会で
すが、どうも、このコロナ禍という事態のせいで、周囲を見
渡すと、クスリに依存する人たちが増えているようです。
だって、マスコミは、盛んに「ナントカワクチン」について、
何度も何度も叫んでおりますし。
そして、その影響で、何度も何度も「ワクチン」を接種する
人たちが増殖していますし。
でも、逆に、そのために、各地で倒れていらっしゃる。
クスリという「異物」の怖さ。
以前にも述べましたが、「クスリはリスク」……なんです。
使いかたを誤れば、取り返しがつかなくなる。
外国では、今回のワクチンのために、妊娠さえできなくなり、
世界的に、その副作用が大問題になっていても、日本のマス
コミたちは、そのような否定的な事実は報じません。
不思議ですね。
なぜなのでしょうね(もちろん、お分かりですよね。笑)。
★★★
とくに日本は、先進国の中でもクスリを多く使う傾向があり
ます。
先に誤解の無いように述べておきますが、クスリは絶対に必
要な場合があることは、知っておいてほしい。
どれだけふだん食べものなどに気をつけていても、みんな生
身(なまみ)の人間です。
いつ災害、事故、犯罪、環境汚染で倒れるか分かりません。
そんなときには、急遽、抗生物質などクスリのお世話になる
ことがあります。
過去の歴史を見ても、20世紀初頭、抗生物質が発明されて、
これまで人類最大の脅威だった感染症は克服されたかに見え
ました。
多くのいのちを救いました。
これは事実です。
まさに、「神からの救いの手」だったのですね。
★★★
だが、安心できたのも、ホンの束(つか)の間(ま)。
抗生物質に耐性のある強い菌が、次々と生まれることになり
ました。
そう、新しい抗生物質を開発しても、それが次々に効かな
くなったわけです。
そして、現在、そのことこそが、人類にとって新たな脅威
となりつつあるわけですね。
医療界では、大問題になっています。
●●の無かった、元の暗黒時代に戻るのか(●●は、あとの
「設問です」をご覧下さい)。
それについて、今回、少し、述べておきたいと思いました。
つまり、「耐性菌」の誕生です。
だから、抗生物質の開発自体は、ぼくたち人類は大いに感
謝すべきなんです。
何でもかんでも、クスリを否定するような野暮(やぼ)な
風潮は避けたい。
★★★
ただ、「クスリ」に関しては、どうしても知っておいてほし
いことがあります。
本来クスリとは、「病気になってから服用すべきもの」なん
ですね。
けっして、「予防的処置として」クスリを使ってはいけない
んです。
そのことを、いつも頭に入れておいてほしい。
そして、風邪は、ウイルスによるものですから、抗生物質
ではまったく効かないという事実。
だって、抗生物質は、細菌相手の対処ですからね。
風邪には、役に立ちません。
それを理解していただければ、今回のこの原稿は、ここで
もう閉じていただいて、お帰りになられても結構です(あ、
やはり、ダメ。慌てる。笑)。
そういう大切な事実を忘れていらっしゃるかたが多いため
に、皆さん、首を傾(かし)げながら倒れているのが現実
なんですね。
つまり、急を要する病人には必要だけど、健康な人が、予防
的にクスリを服用することは、100害あって1利無し……と
いうこと。
★★★
だけど、日本では、風邪であってもなんでも、「とりあえず
抗生物質を出しておきましょう」……となる場合が多いん
です(笑)。
この「とりあえず」……は、ぜひ止めてほしい言葉。
もちろん、患者のほうにも問題があります。
もし「ああ、風邪ですね。それじゃ、ゆっくり休んでいれば、
治りますよ。心配しないで。それじゃまたね……」なんて
手を振られると、逆に安心ができない。
突然、不安になるわけですね。
このお医者サン、きっとヤブなんだわ、となるわけです(笑)。
何かしら、形のあるものがほしい。
そのため、「とりあえず」差し出された抗生物質を、嬉しそ
うな顔をして服用するという塩梅(あんばい)なんです。
★★★
このような環境を、まず変えること。
患者たちがクスリを求めるので、それに応えてクスリが多用
されるのも、大きな原因の一つですからね。
だけど、もちろん、ほかの大きな原因があります。
もうお分かりですよね。
そう、製薬メーカーたちの暗躍です(笑)。
そして、医療者も、クスリを患者に与えるほど、儲かる仕組
みになっている。
まあ、いずれにしても、先述したように、抗生物質が効かな
くなった「耐性菌」が、次々と発生しているわけです。
これは、何度も言いますが、由々しき問題です。
今後の人類の生存にとって、大きな障害となることでしょ
うね。
しかも、こうした「耐性菌」は、体の弱っている人を、真っ
先に襲(おそ)います。
抵抗の弱っている高齢者や、病人、それに障害者、そして、
健康だと自負している「外食店御用達(ごようたし)の人」
たち(笑)。
★★★
こうした人たちが、真っ先に、この「耐性菌」の餌食(えじ
き)になるわけですね。
これは仕方ありません。
いつの時代でも、自分で自分の体を上手にコントロールして
いる人は強い。
ふだんの食べものを、先祖サンたちが喜んで食べてきたもの
を受け継いで、「黙って」口にしている人。
その土地で穫れたものを中心に「黙って」食卓に並べている
人。
そして、人間の「歯の種類と数」に合わせて「黙って」食材
を選んでいる人。
また、いつも弱者を救いたいという気持ちを持ち、そのた
めにこそ、ふだん自分の体を「黙って」強靱に保っている人。
そういう人は、どのような環境になっても、「黙っていても」
強い。
ふだん外食店御用達の人たちは、自分が倒れると大騒ぎをす
るのでしょうが、でも、ふだんから黙って修行している人た
ちと、いっしょの結果になるはずもないんですね(笑)。
★★★
たとえば、外科手術をして、そのときは成功したかに見え
ます。
でも、その患者が長期に入院していたりして免疫も弱まっ
ていると、ちょっとした院内感染によって、手術の際の人
工弁などに「耐性菌」が増殖する。
そのため、手術は成功しても、悲しいことに亡くなってし
まう。
そういうことが、やはり、あります。
ましてや、ふだんの食生活がチャランポランの人は(笑)、
すでに免疫力がもう弱まっているわけですから、どれだけ手
術に成功したとしても、倒れてしまうことになりますよね。
こうなると、この原稿の後半部分でも述べますが、いかに
「ふだんの食事の内容」が大切なのか、本当に身にしみます。
いったい、そうした「耐性菌」とは何者なのか。
次で、少し述べてみます。
これが分かれば、もう、あなたの今後は保証されたようなも
のですよ(笑)。
つまり、えっと……。
★第2章
先述したように、20世紀初頭、こうした抗生物質が発明され、
これまで人類最大の脅威だった「感染症」は克服されたかに
見えました。でも、安心できたのも束の間で、抗生物質に耐
性のある強い菌が生まれて、今度は、そちらのほうが新たな
脅威となっています。つまり、「耐性菌」ですね。2050年に
は「耐性菌」による年間の死者数が、世界で1000万人に上
ると推定されているんです……
以前、帝京大学附属病院で起きた「院内感染」。
覚えていらっしゃるかたもいるでしょうね。
そこでは、多剤耐性「アシネトバクター」に、なんと60人
以上が感染し、その半数以上が死亡したという「大事件」
となりました(2010年)。
この「アシネトバクター」は、土壌や河川水などの自然環境
中に生息する環境菌なんです。
何も病気の心配もない健康な人の皮膚などから見つかること
もあるんですね。
通常は無害です。
人の感染症例からは、「アシネトバクター・バウマニ」とい
う種類がが最も多く検出されるようですね。
通常、感染症の流行は、集中治療室の患者やその他の重症患
者で起こるもので、医療機関の外で起こることは滅多にあり
ません。
この密閉した環境では、「耐性菌」の恐ろしさが、よく分か
るというものです。
★★★
病院では抗生物質を大量に使用しますし、患者さんたちも免
疫力が落ちているため、ちょっと油断しているとこのような
大事件に発展してしまうわけですね。
先述したように、20世紀初頭、こうした抗生物質が発明され、
これまで人類最大の脅威だった「感染症」は克服されたかに
見えました。
でも、安心できたのも束の間で、抗生物質に耐性のある強い
菌が生まれて、今度は、そちらのほうが新たな脅威となって
います。
つまり、「耐性菌」ですね。
イギリスのある研究機関の報告書では、2013年の耐性菌に
よる死者は世界で70万人だとのこと。
でも、先述したように、現在の世界では、この「耐性菌」が
激増しています。
そのため、2050年には年間の死者数が世界で1000万人に上
ると推定されているんですね。
1000万人!
東京都と同じくらいの人たちが、この「耐性菌」によって亡
くなるなんて、とても想像さえできません。
★★★
昔は、結核やコレラなどで多くのかたが亡くなり、抗生物質
ができても、今度は「耐性菌」によって、多くのかたが……。
いったい、これはどういうことなのでしょうか。
人類は、こうした現実を甘んじて受け入れるしかないのでしょ
うか。
それとも、何か「間違った方向への道」を歩いているのでし
ょうか。
それらへの対策は何なのか。
ぼくたちは、一度立ち止まって、考えるべき時期じゃないか
なと思っております。
じつは、そのために、いまぼくは、ある書物を執筆していま
す。
それは、日本の食事が、なぜ世界を救うのか。
そして、日本の文化が、なぜ世界の人たちを救うのか。
過去の世界史を見れば、外国では戦争の連続でした。
同じ国内であっても、殺戮(さつりく)の歴史の連続なのに、
なぜ日本だけは、まったく別の道を歩いてきたのか。
そうしたことと、今回の「耐性菌」の問題も関連している気
がしているのです。
★★★
ま、いまは執筆中ですので、そう詳しくは述べることができ
ませんが、本が世に出たら、皆さんにもまたご案内しますの
で、どうぞ、しばらくお待ち下さい。
さてっと、こうした「耐性菌」なんですが、これは体内で増
殖しますと、肺炎や敗血症を起こします。
そして、関節や骨の内部に腫瘍(しゅよう)ができたりする
厄介(やっかい)な原因にもなるんですね。
でも、先述したように、健康な人の場合は免疫力があります。
そのため、「耐性菌」に犯されても、そうそう大きな問題に
はならないんですね。
でも問題は、やはり先述したように、たとえば手術をした直
後だとか、長期の入院中だとかの場合は、免疫力が落ちてい
ますので、いのち取りになることも多いんです。
先ほどの帝京大学附属病院での事件など、まさにそうでしょ
うね。
でも、大きな問題にならないだけで、各地の病院や診療所な
どでも、密(ひそ)かに蔓延していることは考えられます。
その意味で、この問題は、かなり今後も深刻な影響を与える
のではないかと、ぼくは思っているんですね。
★★★
とくに、今回の、いつ終わるとも分からない「コロナナン
トカ」という茶番劇の中で過ごしているぼくたちは、いつ
もマスクをして、新鮮な空気を体に取り込むこともしない
で、外にも出ず、まさに隔離されたような生活をしている
人にとっては、いのち取りにもなりかねません。
高齢者や病人、障害者たちにとっては、非常に深刻な環境
にあるなあと思っています。
病気になって病院へ行きます。
でも、その病院では、こうした抗生物質を大量に使用します
よね。
そして、患者さんたちも、病気のため、すでに免疫力が落ち
ています。
そのため、ちょっと油断していると、院内感染が起こり、か
えって以前より体調が悪くなった……という事例になって
しまうんですね。
★★★
それに、日本では欧米諸国と比べても、先述したように、と
くに抗生物質が多く使われています。
中には、日本でしか使われていない抗生物質もあるんですね。
とくに、下記の二つはその使用量が凄(すさ)まじい。
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